あなたの会社は「労働時間メタボ」じゃありませんか?

あなたの会社は「労働時間メタボ」じゃありませんか?

文:モリジュンヤ イラスト:小山 敬介(A.C.O.Inc.)

日本で以前から問題視されているのが「長時間労働」。この日本の企業が共通して抱えている問題を、どのように解決していくのかは重要なテーマです。厚生労働省も長時間労働対策に取り組むことを発表していますが、一度企業に根付いてしまったの文化を変えるのはなかなか骨が折れる作業です。

長時間労働体質から中々抜け出すことができない理由は色々ありますが、主たる原因として、長時間働くことが【成果や業績の向上、自分の成長につながる】と考えられていることが挙げられます。企業の色々な部分に原因のあるこうした状況を解消していくためには、経営者、マネジャー、社員といった、会社に関わる全てのレイヤーの人が意識を変えていかなくてはいけません。

そして、長時間労働のデメリットは社員の健康以外にも影響があります。一度ブラック企業だと認識されてしまうと、その噂はあっという間に世間に広まってしまいますし、残業を前提としている部署は、生産性が低く、ほかの部署に比べて業績が悪いというデータも。逆に言えば、体質を改善していくと企業にとっては多くのメリットが生まれます。

人と組織に関する研究機関リクルートワークスが発表した「人事のための時短推進説得マニュアル」では、長時間労働の問題点をデータと共にまとめ、経営者や上司をどうすれば説得できるのかというヒントをいろいろ紹介しています。今回は、「人事のための時短推進説得マニュアル」に登場する「労働メタボ」になってしまっている上司の特徴をインフォグラフィックスで表現しました。

 width=人事のための時短推進説得マニュアル「赤本」 (リクルートワークス研究所)

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