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リクルートさんのインターンシップに参加してきて圧倒的成長をしたのか?という話

インターン参加学生の記事です。

こんにちは、はとバスです。

学部三年生でみんなが「インターンインターン!」と言っていて「今年こそは企業のインターンシップに行って名実ともに最強のプログラマーになるぞ!」と言う意気込みでインターンのエントリーシートを書いていました。

行くきっかけ

今年こそは企業のインターンシップに行って名実ともに最強のプログラマーになるぞ!とかほざいていましたが、 大体のインターンシップでお祈りをされていました。

仲のいい友人たちのインターンシップ参加が決まる一方で、自分は日に日に貯まるお祈りメールの山を見てとても焦っていました。

しかし、その中で「ぜひともこの夏のインターンシップに参加して、私達と一緒にプロダクトを作って欲しい」と言われたときにはとても嬉しかったですし、とてもモチベーションのアップになりました。

その企業さんこそが、今回のインターンシップを受け入れてくれた、株式会社リクルートさんでした。

実際に参加するまで

コーディングテスト

応募する時に受けたのはコーディングテストと面談が2,3回。

コーディングテストはSQL、プログラミングのいろいろな知識、数学的知識など色々聞かれましたがAPIしか叩けませんでした。

面談

面談では、最初に大学での生活や普段しているプログラミングの内容を聞かれたり、今回どこらへんのタームで参加できるかなどを聞かれました。

鬼門は最終面談。

サービスを新たに作るとして、そのサービスに必要なものを全て列挙、またそれを使ってどういう流れでサービスが提供されるか という実務経験やそれなりにしっかりと勉強をしていないと速攻で詰む問題だと思いました。

最終結果が出るのは7月下旬から8月上旬にかけて、僕は大学の授業の真っ只中である7月下旬の論理回路の授業中に決定の連絡が来ました。

いろいろな会社と面談をして、来るメールがお祈りメールばかりで自己肯定感のNASAというところでこの決定の連絡が来たので本当に嬉しかった。

実際にインターンに参加するまで

実際にインターンシップに行ったのは9/3から

その前に、メンターさんたちと実際に会って面談をしました。内容はインターンシップについて。 おおまかな業務内容はエントリーシートに記載があったので、その中から取り組んでみたい業務について優先順位をつけましたが、対面の面談で実際の業務内容を決めました。

実際に会って話をしないと何がしたいのか分からないしね。

エントリーシートには「サーバーサイドに関することをしたい」という旨を書いていたので、インターンシップはサーバーサイドの内容をすることになりました。

コレ以外にもネイティブアプリなどの内容があったので、人それぞれやりたいことをやらせてくれる感じでした。

インターンシップ内容

インターンシップ内容は NDA の NDA を NDA するためのツールの NDA に関する部分のサーバーサイドをGolangで実装しました。

詳しい内容はNDAなので言えないです。仕方ないね。

NDAに触れない部分を言うと、メンターさんたちがとてもすごかったことです。Golangの知識はHello Worldとのあくんのコードを「ワカラナイ…ワカラナイ…」と言いながら書いてただけの僕に対し、 何がわからないか、何を学ぶべきかということをしっかりと見つけ、それを達成するために最短でタスクを割り振ってくれたり、わからないところを教えてくれたりと、圧倒的な情報量とともに教えてくれていただきました。

社内の雰囲気について

社内にいるエンジニアの方は優秀な方が多い印象です。優秀な方が多くとも怖い人がいっぱいいるわけではなく、分からないことを気軽に聞けたり、自分がやりたいことをやらせてくれたりと和やかな雰囲気がありました。

リクルートさん独特の文化として よもやま というものがあります。

よもやま

よもやまとは「よもやま話」のことです。他愛もない話という内容ですが、これをメンターさんと毎日しました。今日は何をしたか、今後何をするかなどを話ししていました。もちろん場所は自由で、オフィスでやる以外にも、近くのコーヒーショップでやったりもできます。また、週に一回人事の方ともよもやまをし、インターンシップの進捗やいろいろな話などをしていました。

自由な場所で自由な話をするというのは発想が生まれたり、何をしたかという確認ができてとても良かったです。

リクルートさんのエンジニアはけっこうな頻度でやっているらしく、直接関わりがない人などでもどんどんよもまやすることができます。その道で有名な人にコードレビューを頼むためによもやまを入れたり、どのように開発をするか聞くためによもやまを入れているそうです。

実際に、エンジニアの方々が集うよもやまにいくつか参加させていただきました。

Node.jsのコミッターである古川さん(Twitter)とのよもやまのときには、サロゲートペアの話をしていただいたりしたなど、一端の大学生ができないような体験もできました。

イベント
技術共有会

所属部署を問わず、エンジニアが自分の取り組みや技術的に困っていることについて気軽に、オープンに共有・相談出来る場として隔週で実施されている会です。 これまで各部のそれぞれで勉強会などを行ってきましたが、日常の仕事の文脈に関係ある・なしを問わず、エンジニアが自分の興味関心あるテーマについて自由闊達に語る/相談する/共有することで、エンジニア間の技術を介した関係性の構築や、最新の技術動向に対する組織としての感度や視座を高めることを目的としています。

技術共有会にも参加しました。また、一部のインターンシップ生はこの中で実際にLTをし、僕も実際にこの場でLTしました。

LT以外にも、リクルートさんで働くトップのエンジニア数名の方に、インターンシップ生が質問をぶつけることができ、インターンシップ生からの質問にtakesakoさんやt_wadaさんがいろいろと答えていました。今後のエンジニアの形や、セキュリティの話などが LTの内容ですが、技術共有会の前におりさのさんが話をしていた「文字」についてLTをしました。

インターンシップ生LT会

技術共有会でのLT以外にも、インターンシップ生とそのメンターさんのみでのLT会もありました。自動微分とかXRの話とか、自分が興味を持っている分野以外にも自分があまり触れたことのない技術の話も聞けてとても勉強になった気がします。人事の方が作った「パソコンチョットデキル」Tシャツももらえたりします。

リーナスみのあるTシャツをもらいました

インターンシップ生について

インターンシップに参加した学生は自分を含めて10名、また、B3も僕を含め2,3人程度、他の方は総じて院生の方でした。最初に自己紹介をしたとき、自分がとんでもなく場違いなところに来たなあと感じました。実際のところ、インターンシップ生はいろいろなところに散らばるので一緒に作業をしたりはしません。

インターンシップ生の方とは一緒に食事に行ったり、ホテルに泊まっている方とともに亀戸で餃子を食べたりといろいろなことができました。個性的な人たちが多く、やっていることが様々なので、いろいろな話を聞くことも勉強になりました。

ランチ

最高でした。毎日お昼が楽しみでした。

インターンシップを終えて

今回のインターンシップは大学に入ってから二回目のインターンシップでしたが、実際に現場で働いている人たちと一緒に業務をするのはやはり勉強になります。今回、サーバーサイドというあまり触れたことのない技術を学ぶという部分が多かったですが、メンターさんのタスクの振り分けや教え方がバッチリハマり、力をつけることができました。最初のほうで 自分が何を学ぶべきかということを明確にして、それを補う形でインターンシップできたことが要因かなと思います。
前までは、サーバーサイドというのをあまり分からず、雰囲気で話を合わせていたりしました。今現在は、まだわからない部分も結構ありますが、ある程度なら話を理解することができるようになった気がします。(だと言っても本業としている人には全然かなわないけど)

個人的にこのリクルートさんのインターンシップは、自分が一ヶ月で劇的に変わることができるインターンシップだと思います。 圧倒的当事者意識を持つというのは大きいと思います。このインターンシップに参加しているのは自分だ、このインターンシップでどう変わるかという意識を持つのは大きいと思います。
結局自分を育てるためには自分で知識を入れなければいけず、最後は自分がやるかどうかです。

意識高い感じでまとめましたが、成長するためのインターンシップとしてはとてもいいものだと思いました。
タイトルにもあるように、今回のインターンシップで圧倒的成長をしたのかと聞かれると、圧倒的成長をしました。 今後の糧にできるような知識を多数学べ、実に有意義なインターンシップでした。

最後に

今回、私に技術的な指導をしていただいたメンターのお二方、イベントの主催をしていただいた人事のお三方。その他私がお世話になった大勢の方に深くお礼を申し上げます。

一ヶ月という短い間でしたが多くの知識を蓄えることができ、感謝したくも感謝しきれません。 本当にありがとうございました。

(エンジニアコースのインターン生・芳賀さんが書いてくださいました)

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