中国における日系企業の求人動向レポート:2018年8月

2018年09月28日
株式会社リクルート
その他

株式会社リクルートホールディングスのグループ会社である、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を行う現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする8月の求人動向をまとめました。

※リクルートグループは、RGF International Recruitment Holdings Limited(本社:香港、Chairman:葛原孝司)を通じて、中国をはじめとする11の国と地域、26都市で人材紹介事業を行っています。RGF HR Agentは日系企業・現地企業・多国籍企業を対象とした人材紹介事業のブランドです。

中国大陸における日系企業の求人動向

業界別月間求人案件数の増減率推移

業界別月間求人案件数の増減率推移

月間求人案件総数の推移

月間求人案件総数の推移

RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント

8月の求人案件数は、前年同月比1%減でほぼ横ばい。日系自動車関連企業の人材需要が安定

総経理 橘 宏喜 (たちばな ひろき)

総経理
橘 宏喜 (たちばな ひろき)

当社で取り扱う8月の求人案件数は、前年同月比1%減でほぼ横ばいの863件。業界別に見ると、全体の求人案件数に対して割合が大きい製造は、前年同月比5%減となった。ただし製造の求人案件数に大きな影響を与える、自動車関連企業の人材需要は、日系自動車販売が堅調なため安定している。そのため製造の求人案件数は、当面大きな下振れなく推移していくのではないかとみている。

懸念される米中貿易摩擦については、長期化も予想される中で、自社にとってマイナスの影響が大きいのか、プラスの影響が大きいのか、測りかねている日系企業が多いようだ。そのため、投資判断の難易度が高まっており、人的投資についても、消極的とは言わないまでも、積極的になりにくい状況へと変わりつつある。

リクルートグループのアジアにおける人材紹介事業について

  • リクルートグループは、中国・東南アジア・インドにおいて、RGF Executive Search、 RGF Professional Recruitment、RGF HR Agentの3つのブランドで人材紹介事業を行っています。
  • 2006年の中国進出以来、進出地域の拡大や、CDS(日本)、Bo Le Associates(中国)、 BRecruit(中国)、NuGrid Consulting India(インド)の買収を通じ、アジアの11の国と地域、26都市、45拠点で事業を展開しています。
  • 日系企業のみならず多国籍企業や現地企業への人材紹介事業を通じて、企業の正社員採用・求職者の転職を支援しています。
  • 若手社員、専門職人材、管理職層、経営幹部人材など幅広い人材層、あらゆる業界・職種に対応した人材紹介サービスを提供しています。

https://www.rgf-hr.com/

日系人材紹介会社最大規模の拠点網 11の国と地域、26都市、45拠点

日本、中国大陸、香港、台湾、シンガポール、インド、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ

幅広い人材層に対応:若手から経営幹部まで 日系企業のみならず多国籍企業・現地企業にもサービス提供

日系企業にとどまらず、多国籍企業や現地企業に対して、経営幹部の採用サポート、若手~中堅のミドルマネジメントの転職支援など、幅広い層の採用を支援するサービスを提供しています。

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