2024.11.21飲食
外食店の「ダイナミックプライシング」実施店の認知率は57.0% 同じメニューが時間帯や立地等で価格が変わることに「納得できる」54.3%が、「納得できない」18.3%を上回る
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株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2021年6月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。
1.外食市場規模は前年同月比71.8%と再びマイナスに。2019年比では40.3%
2.主要16業態中14業態で市場規模は前年比マイナス、飲酒主体業態・計は2019年比21.0%
2021年6月の外食市場規模は、3圏域合計で1345億円。前年同月比(以下、前年比)は-528億円。市場規模が3カ月ぶりに再び前年比マイナスを記録した。新型コロナウイルスの影響がなかった2019年6月比では40.3%と5月(2019年比37.7%)よりは2.6pt改善した。6月もエリア・時期により酒類の提供自粛が要請されていたが、食事主体業態・計(前年比81.3%、2019年比49.0%)に比べ、飲酒主体業態・計(同40.8%、同21.0%)では、引き続きより厳しい経営環境となっている。業態別には、主要16業態では「ファストフード」「レストラン、食堂、ダイニング、洋食店」以外の14業態で市場規模が前年比マイナスで、特に「居酒屋」(前年比-227億円)はマイナス幅が大きくなっている。なお、このリリース上にはデータがないが、2021年1月〜6月の半期・計の外食市場規模は前年同期比73.5%、2019年同期比では43.8%と厳しい状況が続いている。
● 2021年6月の外食(※1)実施率は 49.3% (前月比増減 +3.4pt、前年比増減 -4.5pt)
● 2021年6月の外食頻度(※2)は 3.18回/月 (前月比増減 -0.23回、前年比増減 -0.14回)
● 2021年6月の外食単価は 2,117円 (前月比増減 +189円、前年比増減 -457円)
● 2021年6月の外食市場規模(※3)は 1345億円 (前月比増減 +123億円、前年比増減 -528億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(2019年4月から2020年3月までH29年人口推計、2020年4月から2021年3月までH30年人口推計、2021年4月からR1年人口推計)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-0.7%、首都圏:-0.4%、関西圏:-1.3%、東海圏:-0.7%
● 外食実施率は、首都圏:49.2%(前年比増減 -2.4pt)、関西圏:47.2%(同 -8.9pt)、東海圏:53.7%(同 -4.3pt)
● 外食頻度は、首都圏:3.31回/月(前年比増減 -0.14回)、関西圏:3.13回/月(同 -0.17回)、東海圏:2.83回/月(同 -0.09回)
● 外食単価は、首都圏:2,222円(前年比増減 -406円)、関西圏:1,972円(同 -670円)、東海圏:1,942円(同 -285円)
● 外食市場規模は、首都圏:843億円(前年比増減 -251億円)、関西圏:320億円(同 -224億円)、東海圏:182億円(同 -53億円)
● 業態別の市場規模は、「居酒屋」(前年比増減 -227億円)、「和食料理店」(同 -86億円)、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」(同 -61億円)等主要16業態中14業態で前年を下回った。
● 「居酒屋」(延べ回数 -571万回、単価 -418円)、「和食料理店」(延べ回数 -59万回、単価 -914円)、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」(延べ回数 -91万回、単価 -500円)等は延べ回数・単価ともに前年比で減少した。
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