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【2022年卒 就職活動振り返り調査TOPIC】就職先確定学生の振り返りから見る、オンライン説明会活用のヒント

株式会社リクルート

自分自身の「働きやすさ」や「やりがい」を確かめる機会にすると 企業理解を深められる

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、企業・各種団体等への就職活動を実施した2022年卒大学生・大学院生を対象に、「就職活動振り返り調査」を実施いたしました。調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

学生は自分自身の「働きやすさ」や「やりがい」をイメージしながら、積極的に質問する姿勢を

オンライン説明会が一般化しつつありますが、対面の方が企業をよく知ることができると考えている学生、就職支援に関わる方々も多いのではないでしょうか。私たちは就職先を確定した2022年卒学生に、合同説明会・個別説明会について「Web・対面どちらの実施がよいか」聞きました。いずれも過半数はWeb支持・2割前後が対面支持でした。対面支持の理由からは、企業の雰囲気・人柄に触れられることへの期待が見て取れます。
しかしWeb支持・対面支持にかかわらず、多くの学生は企業の「将来性」「待遇」「働く条件」「仕事にやりがいを感じられそうか」を、入社の決め手としていました。特に、合同説明会についてWeb支持の学生では、対面支持の学生に比べて、「自分のやりたい仕事ができそうか」を入社の決め手にしている割合が高い傾向が見られました。
オンラインのコミュニケーションは対面に比べ、相手の雰囲気や人柄をつかみにくいと言われる一方、言語化された情報の伝達には優れるとも言われます。学生の皆さんがオンライン説明会に参加する際は、企業から話を聞くだけでなく、自分にとっての「働きやすさ(待遇・働く条件)」や「やりがい(仕事のやりがい・やりたい仕事)」をイメージしながら、企業への質問を通して具体的に確かめる機会にすると、企業理解をぐっと深められると思います。

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