2024.08.29まなび
高校生の「志願したい大学」を調査する『進学ブランド力調査 2024』高校生が進学先を検討する際の重視項目編
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まなび
株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)が運営する『リクルート進学総研』(所長:小林 浩)では、高校生の将来観・キャリア観・進学観・ライフデザインに関する「高校生価値意識調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部をご報告致します。
■今の自分は幸せか?
「幸せだと思う」「どちらかというと幸せだと思う」の合計「幸せ・計」が80.8%(前回調査18年比+4.0ポイント)で2014年以降過去最高となった。特に「幸せだと思う」(37.9%)が2018年から+10.8ポイントと大幅に増加した。
■自分の将来・社会の将来は明るいと思うか?
自分の将来が「明るい・計」が71.3%に対し、社会の将来は「明るい・計」が50.9%、「明るくない・計」が49.1%と明暗が二極化。
■自分たちの世代に名前を付けるなら?
自由回答で得られた回答を出現割合順にランク付けした結果は下記となった。
1位:コロナ世代(10.7%)
2位:Z世代(8.8%)
3位:ネット・ネット依存・デジタル世代(6.9%)
この他、「SNS中心世代」「制限世代」「続ゆとり世代」「ながら世代」等。
3位の「ネット・ネット依存・デジタル世代」に関しては、「情報社会適応世代」など前向きな捉え方がある一方、「ネットに頼りきる世代」などネガティブな意味を込めたものの両方が存在している。
■自分たち世代の「強み」・「弱み」は?
自分たちの世代が持つ強み・弱みについて自由回答で得られた回答をランク付けした結果は下記の通り。ネットやPCなどの情報技術やその活用力が「強み」に集中した一方、ネット依存やそのトラブルが「弱み」にも現れている。
【強み】
1位:「インターネット・SNS」(22.0%)
2位:「IT・情報化社会・デジタル」(15.6%)
3位:「情報の収集力・伝達力」(5.8%)
【弱み】
1位:「コミュニケーション・会話が下手」(9.7%)
2位:「インターネット・SNSへの依存やトラブル」(5.8%)
3位:「経験不足(人生・社会)」(4.7%)
※出版・印刷物、WEBサイトなどへデータを転載する際には、“「高校生価値意識調査2022」リクルート進学総研調べ”と明記ください
■調査目的:
高校生の進学や仕事・将来のライフデザインに関する意識・価値観についての実態を把握し、高校生への理解を深めるための一助とする。
■調査期間:
2022年8月26日(金)~8月30日(火)
■調査方法:
インターネット調査(パネル「GMOリサーチ」)
■調査対象:
調査開始時点に高校1~3年生で、卒業後の進路として大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討している者(全国)
■有効回答数:
1,727人
└分析を行うにあたり、「関東」「東海」「関西」「その他エリア」それぞれにおいて、文部科学省 「令和3年度学校基本調査(確定値)」から調査対象の母集団の男女構成比を算出し、回収後の全体に占めるエリアの男女構成比についてウェイトバック集計により補正を行っている。
本件の詳細をこちらより御覧ください
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