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就職プロセス調査(2023年卒)「2022年12月1日時点 内定状況」

株式会社リクルート

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

就職内定率は94.0%で10月1日時点に比べ0.2ポイント増加。
入社の決め手は成長への期待が最も高いが、学生自身にとっての働きやすさを重視する傾向もうかがえる

就職活動の苦労については、エントリーシートなどの書類提出や、面接、自己分析を挙げる声が多い

12月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、94.0%(-1.2ポイント)※2となりました。また、進路確定率は91.6%(+1.3ポイント)です。就職先を確定する際に決め手となった項目を聞くと、「自らの成長が期待できる」が最も高い結果となりましたが、前年に比べ、2番目に高い「福利厚生(住宅手当等)や手当が充実している」との差が縮まりました。また、最も決め手となった項目についても、最も高い「自らの成長が期待できる」と、2番目に高い「希望する地域で働ける」との差が前年に比べ小さくなりました。成長への期待が最も高い傾向は変わりませんが、学生自身にとっての働きやすさを重視する傾向が強まっていることがうかがえます。また、就職活動で苦労したことを聞くと、「エントリーシートなどの書類提出」が最も高く、「面接を受ける(対面)」「自己分析」「面接を受ける(Web)」と続きます。学生からは、エントリーシート提出の締め切り集中や企業によって異なる項目への対応が大変だったという声や、面接で対面・Webの両方への対応に関する苦労の声が挙がりました。就職活動スケジュールの過密化や、面接実施方法のハイブリッド化への適応に関する課題、学生が得たい情報と企業が発信している情報にギャップがある様子がうかがえます。企業の皆さまには、採用活動の振り返りの参考にしていただければと思います。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差 

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調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:2023年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2023』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生7,626人(内訳:大学生6,254人/大学院生1,372人)
有効回答数:大学生 1,173人/大学院生 360人
調査実施期間:2022年12月1日~12月5日
調査機関:就職みらい研究所

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