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【2024年卒 就職活動TOPIC】3月時点でのインターンシップ等の参加割合は約9割

株式会社リクルート

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

インターンシップ等の参加時期は卒業年次前年の「8月」の割合が最も高く、初めての応募時期は卒業年次前年の「6月」が最も高い

学生が参加した件数全体のうち「1日以下」のプログラムは89.7%で、「5日以上」は1.9%であった

今回の調査では、2024年卒学生の「インターンシップ等の参加状況や参加後の意識など」についてレポートします。3月時点でインターンシップ等に参加した学生は93.6%と9割を超えました。参加時期の割合は、卒業年次前年の「8月」が63.1%と最も高く、卒業年次前年の「9月」が52.1%と次に高い結果となり、初めて応募した時期の割合は、卒業年次前年の「6月」が25.0%と最も高い結果となりました。応募したきっかけを見ると「業種理解を深めたいと考えたから」が78.5%と最も高くなっていますが、前年からの増加幅が最も大きかったのは「採用選考に有利に働くと考えたから」でした。学生によってはインターンシップ等と選考のつながりを意識している様子がうかがえますが、企業の2023年卒の採用実績データを見ると「採用数における自社インターンシップ等の参加者の割合」は27.0%であり※1、内定獲得のために必ずインターンシップ等に参加しなければいけないわけではないことが分かります。また、学生が参加したインターンシップ等の件数全体におけるプログラム期間の割合は、「1日以下」のプログラムが89.7%と大半を占め、「2日以上~5日未満」が8.4%、「5日以上」が1.9%でした。インターンシップ等に参加した後の意識について「その仕事に就く能力が自らに備わっているかどうかを見極めることができた」かを学生に聞いたところ、プログラム期間が長いほど、「あてはまる」と回答した割合が高くなりました。学生の皆さんは、自分らしさを生かせる仕事は何かという観点を持ちつつ、自身の状況や目的に合ったインターンシップ等を活用し、今後の進路について、検討を進めていきましょう。
※「インターンシップ等」という表記は1day仕事体験を含めて使用している
※1『就職白書2023』就職活動・採用活動の振り返りと今後の見通し

インターンシップ・1day仕事体験 参加件数全体におけるプログラム期間の割合
大学生_全体(就職志望者かつ就職活動経験者のうち、インターンシップ・1day仕事体験経験者/数値回答)

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調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:2024年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2024』(※)にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生3,219人(内訳:大学生2,476人/大学院生743人
有効回答数:大学生 858人/大学院生 316人
調査実施期間:2023年3月18日~3月23日
調査機関:就職みらい研究所

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