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店舗の売上高やコストを集計し、経営状況を可視化『Airメイト』、『Airインボイス』とデータ連携開始 新たに原材料費や光熱費などの支出も、自動で反映可能に

株式会社リクルート

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は、お店の経営アシスタント『Airメイト』と、振り込みも保管もラクになる請求書支払いアプリ『Airインボイス』のデータ連携を本日より開始いたします。『Airメイト』は、売上高や来店客数、人件費などのデータを自動で集計し、経営状況を可視化するサービスです。これまでも他サービスと連携していましたが、今回の連携により、『Airインボイス』で取り込んだ請求書支払いのデータも『Airメイト』に自動で反映されるため、原材料費や光熱費などの支出管理も、時間や工数をかけずにできるようになります。『Airメイト』はすでに法人カードの『Airカード』と連携しているため、クレジットカードと請求書のどちらで支払った場合でも、自動でコストの集計ができるようになります。

1. 取り組み概要

今回、『Airメイト』が連携する『Airインボイス』は、請求書をスマホで撮影すると、振り込みに必要な情報が自動でデータ化されるアプリです。振り込み予約から実行までをスマホ一つで完結できます。これまで、『Airメイト』を導入していた店舗が、原材料費や光熱費などの支出管理をするためには、手作業での入力が必要な場合もありました。本日より開始する両サービスのデータ連携により、『Airインボイス』で取り込んだ請求書の支払いデータが、自動で『Airメイト』に反映されるようになります。複数の店舗を経営している事業者の場合、どの店舗宛ての請求書なのかも『Airインボイス』にて自動で割り振られるため、『Airメイト』上で計上店舗の指定をする作業も不要です。また、勘定科目も『Airメイト』が自動で推測し、カテゴリー分けを行います。
『Airメイト』は、すでにPOSレジアプリの『Airレジ』やシフト管理サービスの『Airシフト』と連携しているため、売上高や人件費のデータを自動で反映できます。加えて、今回の『Airインボイス』や、従来からの『Airカード』との連携により、店舗全体の収支管理が時間や工数をかけずに可能となります。より手間なく一気通貫したサービスを提供することで、経営状況の可視化ができるようになり、売上高増加やコスト適正化にもつなげられます。

サービス詳細
本機能は無料で利用可能(『Airメイト』は無料、『Airインボイス』は最初の2カ月無料)

2. 提供の背景

当社が2023年3月に実施した「飲食店経営者のDXに対する興味・関心と導入状況の実態調査」※1では、「食材費の削減/最適化」を経営課題にあげる経営者が28.7%で、前年調査との比較において最も増加した(+4.4ポイント)項目となっております。原材料費の高騰化※2の影響が大きい中、どのように経営状況を改善するか、何にお金を使うべきかなど、適正かつスピーディーに分析することが重要だと考えられます。一方、アナログな収支管理に対する煩わしさがハードルとなり、日次や週次で経営状況を把握できない店舗も多いと考えられます。そこで、このような状況を解決すべく、収支管理の業務効率を改善するため『Airインボイス』とのデータ連携に至りました。現在の経営状況を正確に把握し、対策を講じるPDCAサイクルを素早く回していただけるよう、これからも店舗経営をサポートしていきたいと考えています。

※1:リクルート『ホットペッパーグルメ』外食総研「飲食店経営者のDXに対する興味・関心と導入状況の実態調査(2023年3月調査)」https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230518_gourmet_01.pdf
※2:総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国2023年12月分及び2023年平均」https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

3. 『Airメイト』担当者コメント

20240307_business_03小林 兼太(こばやし けんた)※ご取材可能
株式会社リクルート プロダクト統括本部 所属
『Airメイト』プロダクト担当者

戦略コンサルタントとして経営計画や新規事業構想の策定に従事した後、リクルートに入社。『Airレジ』『Airペイ』『Airシフト』をはじめとしたリクルートの業務・経営支援サービス「Air ビジネスツールズ」全体の事業企画をリード。「Air ビジネスツールズ」から得られるさまざまなデータを組み合わせることで、新たな価値をクライアントに提供すべく、2022年より現職。

店舗の収支管理を手間なく可視化することで、経営改善をサポート

お店の経営アシスタント『Airメイト』は、『Airレジ』や『Airレジ オーダー』、『Airシフト』、『レストランボード』、『ホットペッパーグルメ』『Airカード』とデータ連携し、収支の確認や分析、振り返りといった店舗経営に必要な業務をトータルに行えるサービスとして、お店の経営管理をサポートしています。
『Airメイト』に自動連携できるサービスは年々増加しており、『Airレジ』の売り上げデータや『Airシフト』の人件費データ、『Airカード』の支払いデータなどを組み合わせることで、収支全体の把握ができるサービスへと機能改善を進めてまいりました。一方で、原価などの管理において、『Airカード』のデータだけでは、クレジットカードで支払う一部のコストにしか対応できないため、請求書での支払いコストも自動反映できるようにならないか、という声もいただいていました。
今回の『Airインボイス』との連携により、クレジットカードだけでなく、請求書で支払ったコストについても『Airメイト』に自動反映されるようになります。そのため、原材料費の高騰によりコストの適正化に課題を持っている事業者に対して、手間なく、スピーディーに収支を可視化する方法を提供できるようになると考えています。

4. 『Airインボイス』担当者プロフィール

20240307_business_04浅野 恭兵(あさの きょうへい)※ご取材可能
株式会社リクルート プロダクト統括本部 所属
『Airインボイス』サービス担当者

リクルート入社後、美容領域・「Air ビジネスツールズ」のサービス企画に従事。飲食店、美容室、小売店など、幅広く中小事業者の現場に足を運び対話する中で、請求書の処理が多くのオーナーを煩わせていることに気付く。その後も中小事業者の現場で仮説検証を進め、『Airインボイス』の立ち上げに至る。

5. 『Airメイト』とは

『Airメイト』は、店舗経営の「改善の仕組み」を提供する、お店の経営アシスタントです。日常の業務を行うだけで売り上げ・人件費・原価などのデータが集計・分析されるので、データに基づいた店舗経営が可能になります。2018年4月にサービスの提供を開始し、データを活用して利益最大化を目指す店舗を中心に導入が進んでいます。
 『Airメイト』があれば、計画・集計・状況確認・分析・振り返りといった、店舗経営に必要な業務をトータルで行うことができます。また、経営課題を可視化できるので、店長の経営意識も育ちます。導入したお店からは、「これまで肌感覚でしか認識していなかった指標をすぐに確認できるようになった」「日報作成のカンタンさと振り返り分析のしやすさは抜群」などの声を頂いています。
 『Airメイト』は、0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』や、0円からカンタンに利用できる集客と接客に効く予約台帳アプリ『レストランボード』、やりとりも作成もラクになるシフト管理サービス『Airシフト』などのAir ビジネスツールズのサービスと一緒に使うことで、より詳細に経営状況を分析できます。

6.『 Airインボイス』とは

『Airインボイス』は、振り込みも保管もラクになる請求書支払いアプリです。請求書をスマホで撮影するとアプリが振り込みに必要な情報を自動でデータ化、そのまま支払いも可能です。振り込み手数料は業界最安値※3。
『Airインボイス』があれば、アプリが振り込み件数や支払い期日をチェックしてお知らせするので、支払い忘れや支払い遅延の不安から解放されます。
2022年7月27日(水)にサービスを開始し、利用した方からは、「請求書が届いた瞬間、スマホで撮影するだけなので、請求書の整理や振り込みを忘れなくなった」「事務作業にかけていた時間が減り、お店のことを考える時間が増えた」などの声をいただいています。
『Airインボイス』も含む「Air ビジネスツールズ」では、予約・受付管理、会計、決済から人材採用、シフト管理、資金調達や請求書管理まで、事業運営のアナログな業務にかかる、手間、時間、コストを軽減できます。 
私たちは、事業を営む皆さまの「思い描く事業運営や自分らしいお店づくり」を、これからも支援し続けます。
詳細は『Airインボイス』Webサイトをご確認ください。

※3:①調査主体:株式会社リクルート②調査実施機関:株式会社 東京商工リサーチ(2022年11月28日(月)時点)③比較条件:銀行133行(*)の通常時の他行宛ての振り込み手数料で比較(条件付きの振り込み手数料は考慮せず)
(*)金融庁、免許・許可・登録等を受けている業者一覧のうち、預金取扱等金融機関で銀行として登録されているもの。外国銀行支店を除く133行

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