株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約9,000人を対象として、今年度(2020年12月~2021年1月)の忘年会・新年会(以下、忘・新年会)についての消費者アンケートを実施しました。結果から見えてきたコロナ禍での忘・新年会の動向を発表します。<要約>POINT1. 今年度の忘・新年会への参加回数は昨年度より減少する見込みの人が49.1%・3圏域(首都圏・関西圏・東海圏)計では、忘・新年会の参加予定回数は「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」の“減少派”が計49.1%と大幅増加。「昨年と変わらない」との回答は48.9%。「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」の“増加派”は計2.0%。【参考】昨年度(2019年12月~2020年1月)の忘・新年会の平均参加回数は、忘年会1.04回、新年会0.50回。POINT2. 1回当たりの予算は平均4,234円(前年比-215円)で4年ぶりに減少の予測・今年度の忘・新年会1回当たりの予算は、「5,000円~6,000円未満」(28.7%)と「3,000円~4,000円未満」(26.9%)の二つの山。「4,000円~5,000円未満」(18.7%)は、2012年度の調査開始以来、最低数値。・平均想定予算は4,234円と4年ぶりに減少(前年比-215円)の予測。POINT3. 「会社・仕事関係」の忘・新年会実施見込みは前年度から半減以下。20代男女では、今年度、オンラインに切り替えて参加する見込みの忘・新年会がある人が約1割・今年度参加する見込みの忘・新年会は、「会社・仕事関係」(20.9%、前年度比-24.2ポイント)に代わって「友人・知人関係」(23.9%、前年比‐12.1ポイント)が最多に。「学校関係」「地域の集まりの関係」「趣味・サークル関係」も前年度比でそれぞれ半減以下。 ・今年度、昨年度までリアル開催だったがオンライン開催に切り替えて参加する見込みの忘・新年会がある人は6.1%。20代男女では各10%以上がオンラインに切り替えて参加する見込み(20代男性11.4%、20代女性12.0%)。 1. 今年度の忘・新年会への参加回数は昨年度より減少見込みの人が49.1%今年度(2020年12月~2021年1月)の忘・新年会の参加回数の見込みは「昨年と変わらない」との回答が首都圏・関西圏・東海圏の3圏域計で48.9%。2012年度の調査開始以来、最も少ない数値となっている。「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」の“増加派”は計2.0%(前年同調査では9.0%)、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」の“減少派”は計49.1% (前年同調査では12.1%)で、減少派が増加派を大きく上回った。減少派は、特に30・40代男性で多くなっている。後述する(P5)昨年度の参加実績では、忘年会で平均参加回数1.04回、新年会で同平均0.50回(共に0回含む)となっており、今年度はこの回数を下回ると見込まれる。■今年度<2020年12月~2021年1月>の忘・新年会の参加回数の見込み(単一回答)増加・計:「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」のいずれかを回答した人。減少・計:「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」のいずれかを回答した人。 【参考】昨年度<2019年12月~2020年1月>の忘・新年会参加有無■昨年度<2019年12月>の忘年会の参加有無(単一回答)■昨年度<2020年1月>の新年会の参加有無(単一回答)※今回(2020年度)調査で聴取。参加した:「2019年12月上旬」~「2020年1月下旬」までの各時期のいずれかで1回以上と回答した人。参加していない:「2019年12月上旬」~「2020年1月下旬」までの全ての時期で0回と回答した人。 【参考】昨年度<2019年12月~2020年1月>の忘・新年会参加回数■昨年度<2019年12月>の忘年会の参加回数(実数回答)■昨年度<2020年1月>の新年会の参加回数(実数回答)※今回(2020年度)調査で聴取。※「平均参加回数」は、上下0.1%の範囲のデータを無効回答として集計している。 2. 忘・新年会予算(1回当たり)は4年ぶりに減少の予測(前年比-215円)忘・新年会の予算について、昨年度実際に使った金額と今年度の想定予算を聞いた。想定予算では、1回当たり「5,000円~6,000円未満」(28.7%)が最も多く、「3,000円~4,000円未満」(26.9%)と併せて二つの山があるグラフの形となっている。1回当たり「4,000円~5,000円未満」(18.7%)は2012年度の調査開始以来、最も少ない比率を記録した。「0円」を除く今年度の平均想定額は4,234円(前年比-215円)と4年ぶりにマイナス予想となった。実際に使った金額を見ると、概ね経年で増加傾向にあったが、今年度の参加費は一転して減少の予想となっている。後述(P7)の通り、今年度の忘・新年会は「会社・仕事関係」での開催において特に実施機会が減少することが見込まれていると回答されている。会社・仕事関係の忘・新年会は費用の全額や一部を会社・団体が負担するケースもあることから予算が高いことが想定されるため、その実施機会が減少する見込みであることが、平均想定予算の減少につながっている可能性もありそうだ。■忘・新年会の1回当たりの参加費(支出実績)と想定予算(想定額)(2012年度忘・新年会~2020年度忘・新年会、実数回答)※想定額は参加する機会がありそうな人の回答、参加費は参加者の回答<3圏域計>※「1回1人当たり想定額」及び「想定額」の平均は、該当年度の調査で聴取したもの。※「1回1人当たり参加費」及び「参加費」の平均は、翌年度の調査で結果を聴取したもの。※平均は「0円(自分では払わない)」を除いて集計。※想定額は「自分で払ってもいい額」として聞いている。※参加費は「自分で払っていなくても会にかかった1人当たりの金額」を聞いている。※各費用の上下0.1%の範囲のデータを無効回答として集計している。 3.「会社・仕事関係」の忘・新年会の予定は20.9%で前年度から半減以下今年度、参加する機会がありそうな忘・新年会の相手を聞いた。いずれの相手との忘・新年会においても、参加する機会がありそうとの回答は前年度から大きく減少した。最も多かった相手は、前年度までの「会社・仕事関係」に代わって「友人・知人関係」(23.9%)であった。前年度まで最も多かった「会社・仕事関係」については、今年度は20.9%(前年度45.1%)と半減以下の予想となっている。「会社・仕事関係」はもともと高い割合であっただけに、参加機会の減少が飲食店には大きな影響を与えそうだ。この他「学校関係」「地域の集まりの関係」「趣味・サークル関係」でも前年度比でそれぞれ半減以下となっており、参加機会の減少が見込まれる。「友人・知人関係」は、20代女性(35.1%)、20代男性(28.3%)において参加予定と回答した割合が高くなっている。飲食店にとっては若年層のプライベートな忘・新年会の取り込みが売り上げ確保のカギとなりそうだ。■参加する機会がありそうな忘・新年会の相手(2018年度~2020年度)(複数回答)※「3圏域計・2019年度」は2019年調査、「3圏域計・2018年度」は2018年調査で聴取したもの。 4. オンラインに切り替えて参加する機会がありそうな忘・新年会は6.1%昨年度までリアル開催だったが、今年度オンライン開催に切り替えて参加する機会のありそうな忘・新年会を聞いた。「当てはまるものはない」(=オンラインに切り替えて参加する機会がありそうな忘・新年会はない)が全体では93.9%で、裏を返せば、6.1%の人はオンラインに切り替えた忘・新年会に参加する機会がありそうということがわかった。相手別では「友人・知人関係」が最も多く3.3%で、オンラインに切り替えた忘・新年会に参加する機会がありそうと回答した6.1%のうち半分以上が回答している。性年代別では、オンラインに切り替えて参加する機会がありそうな割合が最も多かったのは、20代女性で12.0%(当てはまるものはない:88.0%)、次いで20代男性で11.4%(当てはまるものはない:88.6%)であり、若年層を中心に忘・新年会の一部がオンライン開催に切り替わることが想定される。■昨年度までリアル開催だったが、今年度、オンラインに切り替えて参加する機会がありそうな忘・新年会の相手(複数回答) 詳細は下記リンクよりPDFをご覧くださいhttps://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2020/12/RecruitLifestyle_ggs_20201210.pdf