株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)に設置された「エイビーロード・リサーチ・センター」(株式会社リクルートライフスタイル内、センター長:沢登 次彦) は、同社が運営する海外旅行検索・比較サイト『エイビーロード』(http://www.ab-road.net/)における、カスタマーの海外ツアーへの問い合わせ実績を集計し、2015年年末年始期間の海外旅行マーケットを考察いたしましたので、ここにその結果をご報告いたします。 <結果要約>1.年末年始ツアー問合せ数(前年比)、問い合わせ時期 全国計で前年比72%。主要出発地別では東京発73%、大阪発71%。 予約時期は例年とほぼ変わらず、9月、10月が多くを占める。   2.年末年始の人気旅行先 →オセアニアが好調、前年比117%。 都市別シェアランキング1位はオアフ島、1割近いシェアを占めて人気が集中。   3.年末年始ツアーの平均日数、出発・帰国希望日の集中状況 →平均旅行日数は5.6日、「3日以内」「5日」のツアーが増加し、やや短期化の傾向。 →出発日・帰着日いずれも分散化。出国ラッシュは12月23日ごろからゆるやかに始まる。        1.年末年始ツアー問合せ数 2015年の年末年始期間(2015年12月23日~2016年1月3日のいずれかが旅行期間に含まれる旅行)の新規問合せ数(2015年7月1日~11月15日までの問合せを集計)は、シルバーウィーク期間中の海外旅行が好調だったこと、また日並びの悪さが影響してか、前年比(昨年の年末年始期間)で全国計が72%。主要出発地別では東京発が73%、名古屋が67%、大阪は71%といずれも前年を割った(データ1)。 ■データ1: 2015年 年末年始期間の新規海外旅行問合せ数(前年比) ※1 全国計、各地発とも、前年問合せ実績を100%としたときの、2015年の問合せ実績を%で表示。東京発は成田発・羽田発の合計。大阪発は関空発・伊丹発の合計。全国計には、東京、大阪、名古屋以外の発地(福岡、札幌など)を含む。※2 年末年始期間の定義は、2015年12月23日~2016年1月3日のいずれかが旅行期間に含まれることのいずれかが旅行期間に含まれる旅行。すべて同じ年の7月1日~11月15日までに発生した問合せを集計。※3 問い合わせの定義:『エイビーロード』カスタマーのメールによる旅行会社への問い合わせと、旅行会社へのホームページへのリンク数を含めた数値。   2.年末年始ツアーの問い合わせ時期 問い合わせ時期(7月1日~11月15日)のシェアをみると、「10月」が最も高く36%。次いで「9月」が25%。前年までとほとんど変化はない(データ2)。 ■データ2: 2015年 年末年始ツアーの問合せ時期     3.年末年始ツアーの人気旅行先 方面別に前年比をみてみると、「オセアニア」が好調で117%。それ以外のエリアではすべて前年を割り込む形となった(データ3)。 旅行先の詳細シェアランキングでは、「オアフ島」が1位、2位に「台北」、3位に「パリ」が入った。1位の「オアフ島」はシェアを1割近くにまで伸ばし、人気が集中。3位には「セブ島(フィリピン)」(前年8位)、8位に「バリ島(インドネシア)」(前年圏外)が入り、アジアビーチが人気復活(データ4)。 ■データ3:年末年始期間中の問い合わせ エリア別前年比   ■データ4: 年末年始期間の問合せ 旅行先シェアTOP10 /参考;2014年、2013年 ※4 データ抽出の定義はデータ1※2と同様(以下同様)。※5 小数点第2位を四捨五入した数値でランキング。  4.年末年始ツアーの日程、希望する出発日・帰着日 ツアー日数に関しては、「5日」「6日」で全体の5割以上を占める。「3日以内」「5日」が上昇傾向にありやや短期化の傾向(データ5)、平均旅行日数は5.6日(データ6)。出発希望日は12月26日と29日にピークが分かれる。23日にも小さいピークがあり、分散化傾向。帰着日もバラついており、29日から1月5日あたりまで緩やかに分布している(データ7)。 ■データ5: 年末年始ツアー問合せシェア 日数別(2013~2015年比較)   ■データ6: 年末年始ツアー問合せ 平均日数(2012~2015年比較)   ■データ7:年末年始ツアー問合せシェア 希望出発日・帰国日(日にち別)