株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口 文洋)が運営する『スタディサプリ』は、2016年4月よりスマートスクールプロジェクトを実施する古河市教育委員会および古河市立三和東中学校と、『スタディサプリ』を利用した「基礎学力の底上げ」と「学習意欲の向上」に関する共同研究を開始、この度、その経過を報告いたします。研究結果現在中学2年生、3年生の『スタディサプリ』利用前である昨年度2学期末テストと利用後の今年度1学期末テストの数学の結果を比較した結果、どの学力層においても、テストの成績が上がった生徒はドリルの平均回答数が多く、スタディサプリの利用量がテスト結果に反映される結果になりました。また、成績向上以外でも、今回のプロジェクトに参加生徒のうち5割程度が、家庭での勉強習慣や自立学習の仕方に効果があったと回答、副次的な効果も得ることができました。『スタディサプリ』は、 習熟度に合わせて学び直しや予習を可能にします。引き続き、習熟度に合わせた学びをサポートして参ります。  生徒の声(原文ママ)〇前まではどこをやればいいかもわからなくてだらだらやっていたけど今はどこをやるかをすぐに考えててきぱきできるようになった。〇ノートとかに書いてると、だんだんあきちゃうけど、スタディサプリをつかうとノートじゃないのでワクワクしながら楽しくできたからです。〇(スタディサプリは)間違えた問題などの単元を、解説付き授業動画で確認ができるからいい。〇スタディサプリのドリルやテスト対策でテストで点数がとれるようになった。〇苦手な教科もテストで点数がとれるようになった。 研究内容について ■実施学校:古河市立三和東中学校■実施期間:2016年1月-2017年3月■対象児童:中学1年生/中学2年生/中学3年生(250名)■教科:数学を中心に英数国理社■実施場所:家庭学習/教室での朝学習/教室での授業内/古河塾など 古河市スマートスクールプロジェクトにおいてICT教材導入の背景 茨城県古河市教育委員会が推進する「KOGAスマートスクールプロジェクト」は、今後の教育環境整備の方向性とその標準化に向け、モデル校での実証研究によって、今後の授業等でのICT活用モデルとそれに対応した機器・ネットワーク・システム等のあり方を検討するプロジェクトとなります。『スタディサプリ』は、生徒1人ひとりの学習習熟度に応じて学年を超えて自由に学ぶことができることや、インターネットにつながれば、いつでもどこでもご利用できることが、古河市で求める個別学習像に近いことから、本プロジェクトでの利用に至りました。 利用形式 活用シーン ※定期テスト前など時期に応じて利用方法は様々です。朝、学校に着いてから、授業内、放課後の古河塾、家庭学習までの時間全てにICT教材を導入することで 自分自身の学習状況を把握し習熟度に応じた学びができます。 コメント 古河市立三和東中学校 先生〇学力が中間より下の生徒は意欲が上がったように思います。サプリで自分のランクがダイヤモンドC級まであがったと喜んでいました。〇(サプリを予習に利用した場合)、事前に授業を見せた方が、理解度が上がって真面目に授業を受けていたように思います。〇自習時間は準備がほとんどいらないので便利です。特に、部活動の大会に出る生徒がいなくて、クラスの半分くらいが不在のときは、同じ課題を出すことが難しいため、個別学習が出来るサプリが役立ちます。〇サプリの授業を見ることで、自分の授業の仕方の参考にもなる。教職試験を受ける先生は、自分の教科担当以外の授業を見て、勉強しています。古河市立三和東中学校 校長 田嶋貴子授業で活用する際は、スタディサプリの活用時間を確保して授業設計を行う必要があり、適用練習も含めて授業時間50分を有効に活用しようとする教師の時間管理能力が向上しました。また、スタディサプリを用いた家庭学習と授業を関連付けようとする意識の高揚につながりました。生徒は、スマホ等の端末を使ってもスタディサプリを視聴することができるため、家庭学習に活用する割合が増えました。さらに、スタディサプリを頻繁に活用する生徒ほど成績の向上につながりました。古河市教育委員会指導課参事兼課長 平井聡一郎ICT機器の整備を通した教育改革に取り組む自治体にとって、機種等の選定は、負担感を伴います。それは、機器、アプリは、カタログデータのみでは判断できず、実際に使ってみなくては、その効果を検証できないことによります。そこで今回のリクルートとの連携は、古河にジャストフィットしたアプリを追求する機会となりました。リクルートから提供される学習ログの分析により、様々な学習の場における有効性の実証と、活用法のノウハウに関する多くの知見を得ることができました。今後、スタディサプリの学校での活用に向けたブラッシュアップが、児童、生徒の学力向上につながることを期待しています。 本件に関するお問い合わせ先 https://www.recruit-mp.co.jp/support/press_inquiry/