株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)が運営する、スマホでできる精子セルフチェックサービス『Seem(シーム)』は、将来子供を望む20歳~40歳の男女2,064人を対象に「精子に関する知識の実態把握調査」を実施しましたので、結果をご報告いたします。『Seem』の詳細はこちら: https://seem.life調査背景不妊の原因の約半数は男性にもあるとされていますが(※1)、主に「自分に問題があると思わない」という理由で、将来子供を望む男性の7割強が精液検査を受けたことがなく(※2)、男性の約3人に1人は女性より遅れて妊活へ参加しています(※3)。『Seem』ではその原因の一つに「精子に関する正しい知識」の不足があると考え、どれだけの人が正しい知識を持っているのか、正しい知識を身に付けることでどんな態度の変化が起こるかを明らかにするために本調査を実施しました。精子に関する知識の実態を明らかにし正しい知識の啓発のため、「夫婦で妊活の日」(2月23日)※を前に、本調査を公開いたします。※NPO法人「男性不妊ドクターズ」が2020年2月に制定調査トピックス● 「精子に関する知識」について知らないこと:約7割が「男性不妊の専門科は泌尿器科である」 「男性の4人に1人は精子の状態が悪く、自然妊娠が難しい可能性がある」ことを知らないと回答●「精子に良くない生活習慣や状態」について知らないこと:8割以上が知らないと回答した精子に良くない生活習慣は「一部の成分が含まれる育毛剤の使用」「サウナの利用」「膝上でのPC作業」●「精子に関する誤った知識」について勘違いしていたこと:2人に1人超が「精液が濃いと、精子が多い」を正しい知識と「勘違い」●「精子に関する知識」について最も驚いたこと:「驚いた」人が最多の項目は「男性の4人に1人は精子の状態が悪く、自然妊娠が難しい可能性がある」●「精子に関する知識」を知ったことによる態度の変化:態度の変化が見られた人が最も多かった項目は「精子に良くないとされる生活習慣や状態の見直し」●回答者の声(抜粋):・精子は遺伝的なものが大きいと思っていましたが、一般の生活のなかで無意識に行っている行為が(精子に)良くない生活習慣だと知り驚きました。(26歳男性)・コロナで(夫が)リモートワークになり、在宅で座っていることやPCを膝に乗せて仕事していることも増えたため、そういったことも影響しているのだと驚きました。(30歳女性)(※1)Comhaire FH: Definition of infertility, subfertility, and fecundability: methods to calculate the success rate of treatment. In Comhaire FH (ed.). male infertility. London: Chapman & Hall Medical, 1996.(※2)株式会社リクルートライフスタイル, 不妊に関する意識調査, 2018年(※3)株式会社リクルートライフスタイル, 男性妊活に関する意識・実態調査, 2019年 専門家からのコメント順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科 教授辻村 晃 先生男性の4人に1人は精子の状態が悪く、自然妊娠が難しい可能性があります。まずは男女ともに「正しい知識」を身に付けることが大切です。精子濃度・精子運動率・精液量のいずれかがWHOの定める下限基準値を下回っている状態の男性は4人に1人おり、この下限基準値を下回ると、男性要因で自然妊娠が難しくなることもあります。一方で、精子に関する知識不足や、誤った情報をもとに判断することで、「自分は大丈夫」と妊活を「自分ごと化」できていない男性や、妊娠に向けてパートナーが取り組むことができる行動を知らない女性は多くいます。その結果、知らず知らずのうちに精子や精液に悪い影響を与える生活を送ったり、男性の妊活参加が遅れたりすることが考えられます。精子や精液は、悪影響を及ぼすとされる生活習慣の見直しをすることで改善する場合があります。治療が必要な場合でも、早期に取り組むことで妊活にかかる費用・時間・精神的負担を軽減できる可能性があります。本調査が正しい知識の啓発につながり、妊娠を望む場合は男女ともに早いタイミングで自身の状態を確認する、専門医に診てもらうなど適切な行動を取るきっかけになることを期待しています。「精子に関する知識の実態把握調査」調査概要●調査目的:将来子供を希望する男女の、精子に関する知識有無に関する実態の把握●調査方法: インターネット調査(調査委託先・株式会社マクロミル)●スクリーニング調査:【実施期間】2020年12月9日(水)~10日(木)【調査対象】全国の20~40歳男女(未既婚不問)【サンプル数】43,042(男性19,042、女性24,000)●本調査:【実施期間】2020年12月11日(金)~13日(日)【調査対象】将来子供を希望し、妊娠を目的に現在通院をしていない、まだ子供のいない全国の20歳~40歳男女【サンプル数】2,064 (男性1,032、女性1,032)●監修:順天堂大学医学部附属 浦安病院泌尿器科 教授 辻村 晃 先生●注意事項:1. 当調査は、実態を把握するために、平易な言葉で調査項目を作成しています。2. 精子や精液に悪影響を及ぼす因子はさまざまありますが、当調査では医師監修のもと、加齢や生活習慣など身近な因子を中心に、項目を作成しています。各項目の詳細は、解説をご確認ください。用語の定義・精子の状態が悪い … 精子濃度、精子運動率、精液量のいずれかがWHOの定める下限基準値を下回っている状態。この基準値を下回ると、男性要因で自然妊娠が難しくなることもあるとされています・精子濃度 … 精液1ml中にいる精子の数・精子運動率 … 精子のうち、動いている精子の割合・精子の前進運動率 … 精子のうち、前進している精子の割合・総精子数 … 精液に存在する精子の総数・総運動精子数 … 精液に存在する、動いている精子の総数・精液量 … 射精時に分泌される精子を含む液体の総量・DNA損傷率 … DNAの損傷した精子の割合・妊活 …妊娠を目的に取る行動すべて詳細は下記リンクよりPDFをご覧くださいhttps://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2021/02/RecruitLifestyle_seem_20210217.pdf