コロプラ、リクルートライフスタイルと観光動態調査レポートの販売開始 〜観光誘客まちづくり・地域活性事業策定を目的に飛騨市へ提供〜
2014年04月28日
株式会社コロプラ
株式会社リクルートライフスタイル
株式会社コロプラ(代表取締役社長:馬場 功淳、本社:東京都渋谷区、以下「コロプラ」)と株式会社リクルートライフスタイル(代表取締役社長:北村 吉弘、本社:東京都中央区、以下「リクルートライフスタイル」)は、「観光動態調査レポート」の販売委託契約を締結し、観光誘客まちづくり・地域活性事業策定を目的に飛騨市へ商用提供を行いました。
「観光動態調査レポート」は、KDDI株式会社(代表取締役社長:田中 孝司、本社:東京都千代田区、以下「KDDI」)とコロプラが、位置情報ビッグデータ(以下、「位置情報データ」)(注1)を活用した観光動態分析の実証実験(注2)において一定の成果を得られたことを受けて、2013年10月より両社が定める事業者を通じて地方自治体や観光協会などに提供開始(注3)しているものです。今回の飛騨市へのレポート提供は初めての販売実績となります。
リクルートライフスタイルは観光動態調査レポートを、リクルートライフスタイルが運営する宿泊予約サイト「じゃらんnet」や観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が保有する観光に関するデータ・ノウハウを生かして提供することで、地方自治体や観光協会の支援を行っていきます。これにより、飛騨市をはじめ、より多くの地方自治体や観光協会などが、位置情報データを活用した観光客の性別や年齢層別の周遊・滞在傾向、時間帯別の来訪者数の分析を行うことができるため、各地域の観光振興等に向けた取り組みに役立てることができます。
コロプラ、リクルートライフスタイルは、今後も位置情報データの活用を通じ、多くの地方自治体や観光協会などにおける観光活性、防災対策、交通環境整備などへの貢献を行ってまいります。
<自治体からのコメント>
▼飛騨市企画商工観光部 観光課 課長 清水貢様
今回、位置情報という最先端のデータを安全に活用できると知り、既存の調査手法だけでは限界を感じている中で、今後の観光戦略を立てるために採用しました。調査結果については、高山市など近隣地域、また市内各エリア同士の周遊関係や滞在時間帯などの実態が浮き彫りとなり、じゃらんリサーチセンターの観光資源調査分析と組み合わせ、広域で訪れる人の総量に対して、いかに差別化して飛騨市に来訪していただくか、具体的な戦略を立てるために非常に有効なレポートとなりました。
観光動態調査レポートの概要
1.ご提供フロー概略
リクルートライフスタイルを通じた観光動態調査レポートのご提供フローは、以下の通りです。
① 位置情報データの利用、ならびに位置情報データを個人が特定できない形式に加工した上で第三者に提供することに同意を頂いたauスマートフォンユーザーの情報を取得します。
② コロプラはKDDIからの委託を受け、位置情報データを用いた特定地域の観光動態調査・分析および調査レポートの作成を行います。なおコロプラが当レポート作成に使用するデータは、KDDIにより分析に必要な位置情報データのみを抽出し、誰の情報であるかわからない形式へ加工(位置情報とユーザーの紐づけキーのハッシュ化、位置情報の時間的空間的メッシュ化など)をされています。なお、両社間の契約において、位置情報データを委託業務以外への利用および第三者への開示、ならびに、方法の如何を問わず、auスマートフォンユーザーの特定を行わないよう、コロプラに義務付けています。
③ 本レポートは、リクルートライフスタイルを通じて、地方自治体、観光協会などへ提供されます。
▼「観光動態調査レポート」サービスページ
http://colopl.co.jp/location_analysis/
(注1)位置情報ビッグデータとは、KDDIがauスマートフォンユーザーから同意の上取得し、誰の情報であるかわからない形式に加工した位置情報データおよび属性情報(性別・年齢層)のことです。
(注2)関連リリース:「位置情報ビッグデータを活用した観光動態分析の実証実験を開始」
http://colopl.co.jp/news/pressrelease/2013071802.php
(注3)関連リリース:「位置情報ビッグデータを活用した観光動態調査レポートを提供開始」
http://colopl.co.jp/news/pressrelease/2013102901.php
※本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
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