リクルートテクノロジーズ、VRM形式の3Dアバターに対応したWEBミーティングサービス「TEATOR(テアトル)」ベータ版を提供開始 ~3DアバターによるWEBミーティングをマルチプラットフォーム上で実現~

株式会社リクルートテクノロジーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:清水 淳、以下リクルートテクノロジーズ)のR&D組織である「アドバンスドテクノロジーラボ」(以下ATL)は、2019年9月27日(金)より、VRM形式(※1)の3Dアバターファイルを用いた会話を、デバイスに依存せず様々なブラウザで実現できるWEBミーティングサービス「TEATOR(テアトル)」ベータ版の提供を開始しました。

※1 VRMコンソーシアムが策定しているVRアプリケーション向けの人型3Dアバターデータを扱うための新しいファイルフォーマット

自作の3Dアバターをインポート可能。Web面談やリモート会議などビジネス利用にも

ATLは、「世の中の先進技術から新しい価値を創出する」ことをミッションとしています。世の中にまだ広がっていない新しい技術をリサーチして検証し、2年、3年後の未来にスタンダードとなっているようなソリューションを開発する、リクルートテクノロジーズのR&D組織です。

昨今、無料のWebミーティングサービスやバーチャル配信アプリなどが多様化していますが、インターネット上に自身の顔やプライベートを晒したくないと考えている人は一定数存在しています。また、エンターテイメント業界を中心にアバターを用いたコミュニケーションが活発になっていますが、ゲームなど一部界隈での盛り上がりに留まっているのが現状です。

そうした背景から、プライベートではもちろん、ビジネスにおいても面談やリモート会議など、一般の人が気軽に使えるサービスを作ることをATLのエンジニアが発案。当社エンジニアも開発に参画して作成したVRM準拠のOSSである「three-vrm(※2)」をベースに、トラッキングや通信コンポーネントを追加して「TEATOR」を開発しました。

「TEATOR」は、URLを共有するだけで誰でも簡単に3DアバターでのWEBミーティングが可能なサービスです。様々なブラウザに対応、自作3Dアバターのインポートも可能です。ATLでは、引き続き新しい技術のリサーチと検証を重ね、これまでにないソリューションの開発を進めていきます。

※2 2019年9月12日(木)に公開された。 https://github.com/pixiv/three-vrm

URLを共有して3DアバターでWEBミーティング! フェイストラッキングにも対応

<TEATOR概要>
・Mac、Windows、Android、iOSなどマルチプラットフォームに対応。発行されたURLを共有後すぐに使用可能
・自身の3Dアバターをインポートでき、なめらかなフェイストラッキングにも対応
・アバターを持っていない人でも通常のリアルタイム映像等でミーティングに参加可能
・資料などの共有も可能。リモートでの会議や採用面接など、ビジネス活用も視野に

 

■サービス名 TEATOR(テアトル)
■URL https://teator.jp/
■提供開始日 2019年9月27日(金)
■サービス内容 VRM形式の3Dアバターファイルに対応したWEBミーティングサービス
■利用方法 ①Googleアカウントでログイン
②自身のVRMデータをインポート
③発行されたURLを対話相手に提供
④URLにアクセスし対話開始

 

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