『リクルートエージェント』アンケート 緊急事態宣言下の中途採用活動、64.8%が継続 宣言解除後の採用手法に変化の兆しも 88.8%がWeb面接を引き続き実施

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社⾧:佐藤 学)は、転職支援サービス『リクルートエージェント』を利用する企業向けにアンケートを行い、新型コロナウイルス禍での中途採用活動の実態について、データをまとめましたのでご報告いたします。

※本文中の「緊急事態宣言」は政府が発出したものを指します。

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サマリー

  1. 緊急事態宣言下でも、64.8%の企業が採用活動を実施
    宣言解除後(6月19日~6月25日時点)では、83.8%まで回復
    緊急事態宣言以降、採用活動を停止した企業は16.2%

  2. 緊急事態宣言下にWeb面接を実施した企業は66.6%、そのうち28.3%はWeb面接で選考完結

  3. 緊急事態宣言解除後もWeb面接を継続していると答えた企業は88.8%に上り、
    その理由は「世の中の状況を踏まえて、まだ対面での面接は適切ではないため」がトップ

1.
緊急事態宣言下でも、64.8%の企業が採用活動を実施
宣言解除後(6月19日~6月25日時点)では、83.8%まで回復
緊急事態宣言以降、採用を停止した企業は16.2%

緊急事態宣言以前から採用活動を行っていた企業のうち、現在の採用活動状況の内訳を見てみる、「緊急事態宣言以前から変わらず、採用活動を続けている」64.8%、「緊急事態宣言により一度採用活動を停止したが、緊急事態宣言解除後に採用活動を再開している」19.0%、「緊急事態宣言以降、採用活動を停止している」16.2%という結果だった。緊急事態宣言解除後は83.8%の企業が採用活動を継続している。

2.
緊急事態宣言下にWeb面接を実施した企業は66.6%、
そのうち28.3%はWeb面接で選考完結

緊急事態宣言下に採用活動していた企業のうち、選考にWeb面接を取り入れていたのは66.6%に上った。そのうち、Web面接だけで内定まで出す「Web完結型」の企業は28.3%だった。

3.
緊急事態宣言解除後もWeb面接を継続していると答えた企業は88.8%に上り、
その理由は「世の中の状況を踏まえて、まだ対面での面接は適切ではないため」がトップ

緊急事態宣言下にWeb面接を実施していた企業のうち、緊急事態宣言解除後もWeb面接を継続していると答えた企業は88.8%に上った。

また、その理由については、「世の中の状況を踏まえて、まだ対面での面接は適切ではないため」61.5%、「対面での面接ではなかなか会えない候補者との面接ができるため(遠方の候補者、現職との調整に難航する候補者等)」53.0%、「社内調整(会議室の調整、面接官の移動時間の調整等)が柔軟になるため」37.9%の順で多かった。

アンケート概要

  • 実施期間
    2020年6月19日(金)~2020年6月25日(木)
  • 対象
    『リクルートエージェント』を利用している企業
  • 回答数
    2,013社
  • 調査方式
    インターネット調査

    ※尚、「Web面接」には音声のみの電話面接も含まれます。

調査結果を見る際の注意点

%を表示する際に小数点第2位で四捨五入しているため、%の合計値や差の数値と計算値が一致しない場合があります。

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