株式会社リクルートジョブズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:酒井久典、以下、当社)は、人材採用に関する総合サービスで培ってきた知見を、小学生のキャリア教育に役立てていただきたいという思いから、従業員による社会貢献活動「タウンワークお仕事ブック」キャリア教育プログラムを2014年より全国各地で実施しています。
2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、従来の対面実施から形式を変えて初のオンライン開催とし、市川市立福栄小学校(千葉県)、岡山市立岡山中央小学校(岡山県)の2校の小学6年生計190名に対して授業を実施しました。
本プログラムは2回の授業で構成されています。今回オンライン授業を実施するに当たり、対面授業に劣らないコミュニケーション量を担保するために従来より児童の発言の機会を増やすなど、プログラムを改良しました。
1回目の授業では、従業員講師が自身のキャリアの話を交えつつ、講義とワークを通じて、働く「楽しさ、大変さ、やりがい」を児童に伝えました。児童は授業で学んだことを生かし、一人ひとりが興味のある職業に就いている大人に電話やメール等でお仕事取材を実施。各自が取材した原稿をまとめて小学生編集版「タウンワーク」を作り上げ、2回目の授業では取材を通じて得られた気付きや感想を発表し、従業員講師からフィードバックを行いました。
■プログラムの流れ
■参加児童の感想
・授業や取材を通して、いつも見るお仕事の大変なところ、やりがいがあるところがわかりました。世の
中にはたくさん仕事が存在していて、今も新しい仕事が増えているという話にとても興味をもちまし
た。
・ひと言で「やりがい」と言っても、職業ごとに違ったり、同じ職業でも人によって違ったりするという
ことがわかりました。
・リモートだったのであまり緊張せずに話が聞けました。リクルートジョブズの先生たちの教え方はとて
も上手で、わかりやすかったです。自分の気になるお仕事のことを知ることができたのがよかったで
す。
・仕事はみんなの役に立つのだということが分かりました。僕も将来、みんなの役に立つ仕事をしたいと
思いました。
■小学校の先生方の感想
・先行き不透明なこの状況下で、子どもたちに将来の話をしていただけたということに大きな意味を感じ
ています。仕事を集め、人に届けるサービスをしているリクルートジョブズの方にオンライン授業をし
てもらえたことはとてもよかったと思います。
・コロナウイルスの影響を受け、初めての学内オンライン授業でした。子どもたちも興味を示しており、
よい体験になったと思います。オリジナルのタウンワークを手に子どもたちは満足気でした。
当社は2014年以降、日本全国ののべ15校で約1,200名の児童に対して「タウンワークお仕事ブック」キャリア教育プログラムを実施してきました。今後も本プログラムの実施を通じて、小学生に働くことの楽しさ・大変さ・やりがいを伝え、キャリアや将来について考えるきっかけ作りに貢献してまいります。
2020年度「タウンワークお仕事ブック」キャリア教育プログラムを 初めてオンラインにて実施