教材提供

障がい者理解授業の教材提供<パラスポーツVR動画編・パラアスリートの生き方編>

2023年03月07日

障がい者理解授業の教材提供<パラスポーツVR動画編・パラアスリートの生き方編>

”多くの子どもたちに、障がいについて考えるきっかけを提供したい”

パラリング(「パラダイムシフト(考え方の変化)+「リング(輪)」の造語)は、障がいの有無に関わらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指す活動に取り組んでいます。

その活動の一つとして、学校の授業で活用いただける、障がい者理解を目的とした教材を製作し、無償提供しています。障がいの有無に関わらず、全ての人が自分らしく活躍できる社会をつくっていくことの大切さについて、子どもたちに、考えるきっかけを提供できればという想いからこの教材を製作しました。実生活や社会全体でできることを自ら考えさせることで、障がい者理解を促進するための教材となっています。ぜひご活用ください。

教材の特徴

写真の説明

パラスポーツやアスリートを題材にしたコンテンツ

子どもたちが親しみやすい題材を使って「パラスポーツVR動画編」と「パラアスリートの生き方編」の2時限分の内容で構成。1時限だけ実施したり、2時限連続で実施したり、各学校の状況に合わせてご活用いただけます。

先生方ご自身での授業実施が可能

授業用スライド教材、映像教材、児童生徒用ワークシートのほか、先生方のご負担少なく授業を実施いただけるよう、指導案や参考動画もご用意しております。

子どもたちの気づきを促す構成

障がいというテーマに対する子どもたちの関心を高められるようなクイズや映像教材を取り入れるとともに、個人ワーク・グループワークを通じて子どもたちの気づきを促す構成にしています。

教材の概要

目 的

●障がいの有無に関係なく、全ての人が自分らしく活躍できる共生社会をつくっていくことの大切さに関する学びを提供します。
●パラスポーツやアスリートといった親しみやすい題材を通じて子どもたちの関心を高めるとともに、実生活や社会全体でできることを自ら考えさせることで、障がい者理解を促進します。

対 象

小学校3~6年生、中学校全学年

時 間

2時限分(1時限のみの実施、1時限ずつ別日程での実施も可。)

教 科

総合的な学習の時間、道徳、社会(公民)
その他、学級活動・学年集会などでもご活用いただけます。
障がいのある方との交流の事前・事後学習としてもぜひご活用ください。

 

授業内容

1. パラスポーツVR動画編

●さまざまなパラスポーツを知り、アスリート目線の動画による疑似体験をすることでパラスポーツをより身近に感じてもらい、子どもたちの興味・関心を喚起します。(一人一台の端末を利用し、各自が動画を視聴することを想定しています)
●パラスポーツのルールや器具の工夫に関するクイズを通じて、障がいや違いについてもさまざまな工夫によって乗り越えられることを学びます。

パラスポーツVR動画編

2. パラアスリートの生き方編

●パラアスリートの生き方に焦点を置き、普段の生活としての通勤風景や仕事の様子など、動画を通じて紹介します。
●障がいという大きな壁を乗り越え、アスリートとしての活動と仕事の両立に挑戦し続けるパラアスリートの姿と、それを支える周囲の仲間たちへのインタビューの動画を通じ、子どもたちが今後さまざまな困難にぶつかっても協力をしながら壁を乗り越えていくことの大切さを学びます。
●グループワークも取り入れながら、障がいの有無に関わらず、多様な人が活躍し、自分らしく生きることのできる社会への理解を深めるとともに、今からできる心のバリアフリーの姿勢を学びます。

パラアスリートの生き方編

 

提供可能な教材

写真の説明

1 スライド教材

授業中に投影していただくパワーポイントの資料になります。

2 映像教材

授業中に児童生徒に視聴していただく動画になります。

3 教師用指導案

授業の目標や位置づけ、指導上の留意点や1コマの展開案をまとめた参考資料です。

4 教師用参考動画

本教材を活用して実施した授業の様子が分かる教師向けの参考動画になります。

5 児童生徒用ワークシート

印刷して児童生徒に配布し、授業中に書き込んでいただくものです。

 

教材紹介チラシ

本ページ内容をPDFにまとめております。ご興味のある方への紹介などにご活用ください。

 

活用事例と感想

活用事例

標茶町立標茶中学校
>>> 中学1年生 総合的な学習の時間

群馬県館林市立第十小学校
>>> 小学6年生 『VR動画を通してパラスポーツを知ろう』の授業

西宮市立高木北小学校
>>> 小学4年生 総合的な学習の時間

活用事例

活用いただいた学校からの感想

●先生からの声

先生
障がいがあっても前向きに生きる姿は、児童にとっても勇気や希望を与える内容でとてもすてきでした。障がいのある方との関わり方も勉強になりました。壁があってもみんなで乗り越えていけるようなクラスをつくっていきたいです。

先生
本教材は、「障がい者に対する理解を深める」ことが中心と思っていましたが、それだけでなく、本教材により「障がいの有無に関わらず、挑戦していく勇気」について考えさせられる機会となりました。

●児童生徒からの声

生徒
パラスポーツの工夫を見て、公平にしているようでとても憧れました。その工夫を生活でも生かしてみようと思いました。

生徒
障がいがあっても自分の人生は自分で決めるという言葉を聞いて、できないことがあっても自分で自分の道をきりひらいていく、どんなに大きなかべがあっても乗り越えていく、ということが大切だと思いました。

生徒
障がい者の方に何かお手伝いしたいなと思っていましたが、この動画で、障がいというかべを乗り越えながら、希望がたくさんあるんだなと思いました。

お申し込み・お問い合わせ

後日、パラリング事務局よりご連絡させていただきます。

=取材協力について=
活動の輪を広げていきたいという想いから、VR動画を活用している様子を取材させていただきたいと考えております。弊社パラリングサイトにて、活動レポートの掲載をして下さる企業・団体様を募集しておりますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。

パラリングとは?

「パラリング」とは「パラダイムシフト(考え方の変化)」と「リング(輪)」の造語で、障がい者理解を広めていくリクルートの活動です。リクルートは障がいの有無に関わらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指して活動をしています。

(c) Recruit Co., Ltd.