2024.11.21飲食
外食店の「ダイナミックプライシング」実施店の認知率は57.0% 同じメニューが時間帯や立地等で価格が変わることに「納得できる」54.3%が、「納得できない」18.3%を上回る
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株式会社リクルート
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2021年12月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。
概況
2021年12月の外食市場規模は2815億円(前年同月比 +566億円・東名阪3圏域計)
外食市場規模は7カ月ぶりに前年同月比プラス、2019年比では69.7%
「居酒屋」「和食」等主要16業態中12業態の市場規模が前年超え
1. 外食市場規模は7カ月ぶりに前年同月超え。前年同月比125.2%、2019年比69.7%
2.「居酒屋」等12業態の市場規模が前年比プラス。居酒屋の市場規模は前年比146.8%
2021年12月の外食市場規模は、3圏域合計で2815億円。前年同月比(以下、前年比)は+566億円。市場規模は7カ月ぶりに前年比プラスとなったが、コロナ禍前の2019年12月比では69.7%と、前月(2019年比70.4%)よりマイナス幅がわずかながら拡大した。外食実施率の上昇(前年比+8.1pt)により延べ外食回数が前年比112.6%、加えて外食単価が前年比+295円と伸び、外食市場規模の前年超えにつながった。食事主体業態・計(前年比122.7%)、飲酒主体業態・計(同140.1%)は前年比でプラス、一方で軽食主体業態・計(同92.5%)はマイナスであった。主要16業態では「居酒屋」「和食」等12業態の市場規模が前年比プラスで、特に忘年会シーズンの「居酒屋」では、市場規模が前年比146.8%と大きく伸びたが、それでもコロナ禍前の2019年比では58.1%で本格回復には至っていない。
● 2021年12月の外食(※1)実施率は 63.9% (前月比増減 +1.1pt、前年比増減 +8.1pt)
● 2021年12月の外食頻度(※2)は 3.71回/月 (前月比増減 +0.10回、前年比増減 -0.04回)
● 2021年12月の外食単価は 2,931円 (前月比増減 +327円、前年比増減 +295円)
● 2021年12月の外食市場規模(※3)は 2815億円 (前月比増減 +426億円、前年比増減 +566億円)
※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(2020年4月から2021年3月までH30年人口推計、2021年4月からR1年人口推計)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-0.7%、首都圏:-0.4%、関西圏:-1.3%、東海圏:-0.7%
● 外食実施率は、首都圏:62.8%(前年比増減 +8.1pt)、関西圏:64.5%(同 +8.0pt)、東海圏:67.3%(同 +8.6pt)
● 外食頻度は、首都圏:3.87回/月(前年比増減 -0.13回)、関西圏:3.70回/月(同 +0.22回)、東海圏:3.17回/月 (同 -0.16回)
● 外食単価は、首都圏:2,983円(前年比増減 +328円)、関西圏:3,016円(同 +200円)、東海圏:2,539円(同 +306円)
● 外食市場規模は、首都圏:1689億円(前年比増減 +328億円)、関西圏:792億円(同 +175億円)、東海圏:334億円(同 +63億円)
● 業態別の市場規模は、「居酒屋」(前年比増減 +173億円)、「和食料理店」(同 +125億円)、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」(同 +71億円)等主要16業態中12業態で前年同月を上回った。
● 「居酒屋」(延べ回数 +336万回、単価 +402円)、「和食料理店」(延べ回数 +210万回、単価 +368円)等は延べ回数・単価ともに前年比で増加した。
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