(c) Recruit Co., Ltd.

屋外の公共の場での飲酒、「反対・計」43.3%が「賛成・計」19.9%を上回る 性年代や屋外の公共の場での飲酒経験有無で意見の差が大きい結果に

株式会社リクルート

logo_HP_gaishoku

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、首都圏・関西圏・東海圏の消費者に屋外の公共の場での飲酒について、実態と賛否やその理由について調査を行いましたので、その結果を発表いたします。

屋外の公共の場での飲酒について、実態と賛否やその理由を調査(2024年8月実施)

要約

POINT1. 屋外の公共の場で飲酒したことがある47.9%。飲酒する人の約65%が経験
・屋外の公共の場(公園、ビーチ、路上等)での飲酒経験の有無を尋ねたところ、「ある」47.9%、「ない」25.6%。「そもそもお酒は飲まない/飲めない」人が26.5%いるため、飲酒する人では約65%が経験者ということになる。
・具体的な飲酒場所トップ3は、1位「花見、月見、ピクニックなどの場」(47.6%)、2位「公園、ビーチなど」(42.4%)、3位「旅行先の観光地」(33.3%)。
・飲酒相手トップ3は、1位「友人、知人と」(55.4%)、2位「家族、親族と」(36.6%)、3位「職場の人と」(26.4%)。
・その他の状況については、「お店で飲まずに、路上飲み・公園飲み等だけ」(57.0%)、「誘われた」(52.5%)、お酒の入手方法については、「現場近くのお店などで購入」(61.9%)。

POINT2. 屋外の公共の場での飲酒、「反対・計」43.3%が「賛成・計」19.9%を上回る
・屋外の公共の場での飲酒に対して「賛成」+「どちらかというと賛成」の「賛成・計」は19.9%、「反対」+「どちらかというと反対」の「反対・計」は43.3%。
・「そもそもお酒は飲まない/飲めない」人を除き飲酒者に限った集計でも、「反対・計」(35.9%)は「賛成・計」(24.6%)を上回った。

POINT3. 賛成理由「風情」「楽しさ」等、反対理由「ゴミ」「大声」等。性年代やこれまでの屋外の公共の場での飲酒経験有無による考えの違いも目立つ
・賛成理由は、1位「風情がある、季節を感じられる」(24.9%)、2位「外での飲酒は楽しい」(21.9%)、3位「安くすむ」(21.6%)。反対理由は、1位「ゴミ等で街が汚れる」(60.4%)、2位「大声など近隣に迷惑」(54.3%)、3位「治安の悪化につながりそう」(45.7%)。
・他の性年代に比べ、20・30代男性で「外での飲酒は楽しい」の割合が高い一方、30~60代女性では「ゴミ等で街が汚れる」、40~60代女性では「大声など近隣に迷惑」の割合が高く、性別や世代間での考えの違いがやや目立つ。また、屋外の公共の場の飲酒経験別にみると、経験者は賛成理由の選択割合が高い一方、未経験者は反対理由の選択割合が高く、意見が分かれている。

調査概要

調査方法:インターネットによる調査
調査対象:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県)、東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
調査実施期間:
事前調査 2024年6月18日(火)~2024年7月4日(木)
本調査 2024年8月1日(木)~2024年8月13日(火)

関連するプレスリリース