『リクルートダイレクトスカウト』が捉える転職活動の変化とは?求職者に “ワクワクできる選択肢が届く”世界へ

『リクルートダイレクトスカウト』が捉える転職活動の変化とは?求職者に “ワクワクできる選択肢が届く”世界へ

『リクルートダイレクトスカウト』はレジュメを登録すると、3,200名以上の(2021年10月時点)ヘッドハンターからのスカウトや、企業からの直接スカウトを受けられるサービスです。より多くの求職者と企業の出会いを創出することを目指し、2021年11月22日より全国でTV CMも放映開始しています。このサービスに込めた思いと未来への期待を、プロデューサーの藤原暢夫に聞きました。
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求職者は「検索」に加え、「スカウト」という転職スタイルに

―『リクルートダイレクトスカウト』というサービスについて教えてください

藤原:リクルートでは、2014年より『CAREER CARVER』というサービスを開始していました。会員登録すると、年収800~2,000万円のハイクラス案件を中心に、世の中の求人サイトを検索しても見つからない非公開求人情報も含めて、スカウト形式で受け取ることができるサービスです。
世の中には求職者が直接検索できる求人情報も数多くありますが、実は非公開求人情報も結構多いんです。そういった案件に対して、企業から求人案件を預かったヘッドハンターからスカウトが来る仕組みが『CAREER CARVER』でした。
21年8月には、これに加えて、企業からも直接、会員登録した求職者へスカウトできる機能を追加しました。今回、提供する価値をより分かりやすく表現するため『リクルートダイレクトスカウト』という名称へ変更しました。
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―ここ数年で、転職活動をする求職者にどのような変化を感じていますか


藤原:求職者の転職活動意識や行動様式はどんどん変化してきています。求人サイトで職種や希望年収などの項目から「検索」するのがスタンダードですが、最近では、レコメンドやスカウトといったプッシュ型の情報接触をきっかけにした転職活動も急速に増えています。
この背景には、「よし転職するぞ」と決意して転職活動をするというよりも、転職が一般化して、日常的にキャリアの選択肢を持ちながら働いている人が増えていることがあると思います。一方で、企業側も人材獲得競争のなかで、ひとつの武器として、応募を待つだけではなく能動的に求職者に声をかける、スカウト型の採用活動が拡大しています。その象徴のひとつが、求職者が自身の経歴やスキル、キャリアプラン、希望条件などを登録しておき、スカウトを待つという、新しい転職活動のスタイルだと感じています。

日々、働きながら感じる不全感。そこに「手を挙げたくなる選択肢」をそっと届けたい

―「スカウトを待つ」人たちというのは、どういう人たちでしょうか

藤原:「求職者」とひとくちに言っても状況やマインドは千差万別ですが、誤解を恐れずにあえて3つの類型に区分けをしてみたいと思います。まずひとつ目は、「何がなんでも転職したい」という強い意向を持っている方。そして2つ目は、日々働きながらも「なんとなくこの仕事は違うな」とか、「もうちょっと自分にあう職場があるのではないか」と思っているような、ちょっとした不全感を持っている方。3つ目は、「今の仕事に不満はないけれど、より良い選択肢があるなら考えたい」というような方。

これまで、自ら求人を探して応募するといったアクションができる人は、転職することをある程度決めているか、現状に強い不全感を抱えていることがほとんどだったと思います。ただ、多くの人は、先ほどの類型でいうところの2つ目ないし3つ目に属しているというのが現実ではないでしょうか。ちょっとした仕事に対する不全感を持ちながらも、うまく自分の求めるものを言語化できないまま、日々忙しく過ごしている。また、不全感を感じることができないほど忙しかったりするかもしれません。こういう方たちは、ヘッドハンターや企業からのスカウトが、改めて自らのキャリアについて考えるきっかけになったり、自分が抱える不全感を言語化するきっかけになったりします。

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そういう意味では、『リクルートダイレクトスカウト』に自分の経歴を登録しておけば、随時スカウトで新しい可能性を切り拓くことにつながるかもしれない機会が届けられる。登録者は、そのスカウトの内容を見て、自分の現状よりも良くなりそうな感覚を持ったら、ヘッドハンターや企業とコンタクトすればいい。そして、実際にコミュニケーションした結果、やっぱり今の仕事で頑張るという決断をすることになったとしても、きっと新たな気づきを得て今の仕事を続けることの納得感が高まったり、キャリアの見通しをたてられたりするのではないかと思います。マイペースでできる転職活動サービスとも言えますが、より自分らしく前向きに働いていくためのパートナーサービスと言えるかもしれません。結果として、「はたらく」ことに対して前向きな人をひとりでも多く増やしていく、そしてその先にある、日本全体の活力につなぐことに貢献したいと思っています。

―「リクルートらしいサービスを創りたい」という思いがあった…とお伺いしていますが、どのようなことでしたか?

藤原:一人ひとりの求職者にワクワクできる機会を届けるためには、やはり、求人の量と質が重要です。リクルートグループでは、就職や転職に関連するサービスを複数保有していることはもちろん、人材派遣サービスからライフスタイル系の事業まで、複数のドメインで事業を展開していることから、圧倒的に多くの企業とお取引があり、結果としてバラエティに富んだ求人案件が集まっています。アルバイト、パートから、高年収帯のハイキャリア求人や、役員候補のエグゼクティブ求人、副業求人、事業継承者探しをしている企業の求人もあります。

『リクルートダイレクトスカウト』に登録してくださった求職者の方には、これらの数多くの新しい可能性に触れる機会をどんどん提供していきたいです。ご希望にマッチした新規に出現した求人案件のスカウト、自分では考えてもいなかったが、「飛び込んでみようかな」と心が動くようなスカウト、そんな選択肢が求職者の皆さんの手元にあるような未来を創れたらと思っています。
リクルートの掲げるミッションは「まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに。」です。まさに日々、いろいろなことに悩みながらも目の前の仕事に向きあっている方々に、「ワクワクできる選択肢」を届けられるサービスに育てていきたいと思っています。

プロフィール/敬称略

※プロフィールは取材当時のものです

藤原 暢夫(ふじわら・のぶお)

リクルート プロダクト統括本部 プロダクトマネジメント統括室 HR領域プロダクトマネジメント室
HRエージェントプロダクトマネジメントユニット ユニット長
『リクルートエージェント』『リクルートダイレクトスカウト』プロデューサー

2011年リクルートに入社。HRメディア新規開拓営業、HRメディア商品企画、人材紹介領域の事業企画・プロダクト担当を経て、20年より『リクルートエージェント』『リクナビ就職エージェント』『リクナビ』HR Tech』などのプロダクト責任者。2021年4月より現職。仕事で実現したいことは、テクノロジーの利便性と人肌感を融合させたサービスを創ること

 

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