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サステナブルな社会に向けた女性のエンパワーメンター Aditi Mohapatraさんのリクルート考

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公正で持続可能な世界の実現に貢献するビジネスと組織創りを継続して欲しい

リクルートグループは社会からどう見えているのか。私たちへの期待や要望をありのままに語っていただきました。

リクルートグループ報『かもめ』2020年1・2月号からの転載記事です

グローバル企業に求められる社会的責任に真摯に向き合う場

グローバルで社会に影響を与えている存在である企業に対し、サステナブルな世界を支えていくという社会的責任が強く求められています。近年、サステナビリティに関する目標を掲げる企業が急増しています。それは企業に対する社会からの期待と、社会における企業の役割の高まりの結果だといえると思います。

私は今年度より、リクルートグループサステナビリティ委員会(※)の社外委員のひとりとして参加させていただいていますが、経営陣の強いコミットがなされていることがとても印象的でした。

※社会における多様な環境変化と企業責任の重要性の高まりを踏まえ、外部からの声をもとにリクルートグループへの期待・要請・批判を経営陣が明確に認識し、迅速に取り組むべき行動、中長期視点において熟慮すべきテーマを議論する場。取締役会の諮問機関として位置づけられ、多様な専門領域を持つ4名の社外委員、CEO、サステナビリティ担当取締役、担当執行役員と全SBU長によって構成されている。

組織全体のコミットメントと社外からの声を議論に活かす力

サステナビリティ推進にあたり、重要な要素のひとつは、やはり経営層のコミットメントだと思います。誠実に取り組む意思決定者の姿勢と、事業の根幹に関わる重大な課題に対処する意志がなければ、有効な戦略を構築することはできません。

リクルートグループのようにCEOやSBU長が積極的に関与するサステナビリティの取り組みは、グローバルな組織として、サステナビリティ戦略を重要視している好例だといえます。

また、成功の鍵を握るもうひとつの重要な要素は、サステナビリティに関する経験と知識のある第三者である専門家が評価と提言を行っていくことです。

私は外部委員としてこの1年間、リクルートグループがサステナビリティ委員会で得た社外有識者のアドバイスをいかに取締役会で取り入れ、次回の議論までに進化発展させていくかを見てきました。

経営陣も第三者の意見を歓迎して受け入れ、議論を昇華させていく素晴らしいプロセスにとても感銘を受けました。

経営理念を実現するための5つの重点テーマへ

1960年の創業以来、リクルートはその基本理念である「一人ひとりが輝く豊かな世界を実現する」という思いを大切に、事業を発展させてきました。

サステナビリティ委員会にて諮問し、2回にわたる議論を踏まえ、SDGs(持続可能な開発目標)から6つの目標と、それに関連する重点テーマ5つを導き出しました。

全ての企業市民に求められることだけでなく、リクルートグループだからこそ挑戦すべきテーマも加味し、「働き方の進化」「機会格差の解消」「多様性の尊重」「人権の尊重」に絞り込んだことが大変印象的でした。

リクルートグループが、SDGsと国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」を中心とした国際的な枠組みと指針に取り組むことは、グローバルな動きに自らの取り組みをリンクさせることになります。

企業として持続可能な成長が必要不可欠であるだけでなく、従業員一人ひとりに求められる企業市民としての義務でもあることを、リクルートグループが真摯に受け止めていることの表れだと考えています。

課題解決に挑むスタンスでサステナビリティをリードHRテクノロジー、メディア&ソリューション、人材派遣の各SBUは、いずれも大きな変化のなかにあります。そのなかで、サステナビリティの課題を前向きに検証し、社会における自らの役割を考え、課題解決に取り組む姿勢はとても良いと思います。

まだ明確な答えのない「ダイバーシティ&インクルージョン」や「AI(人工知能)技術に潜む偏見」などの問題にも、真摯に取り組もうとする姿勢を感じます。

リクルートグループには、引き続き意欲的にサステナビリティに取り組み、この分野でのリーダーシップを発揮していただきたいと願っています。

プロフィール/敬称略

※プロフィールは取材当時のものです

Aditi Mohapatra

BSR(Business for Social Responsibility)
ニューヨーク事務所女性のエンパワーメント担当ディレクター

フロリダ大学で国際経済学を専攻後、ジョージワシントン大学で経営学修士(MBA in Finance)を取得。大手投資会社Calvert Investment Managementを経てBSRに入社。Calvertの実行委員会の戦略策定の指揮、サステナビリティ調査チームを歴任。 情報通信技術分野の企業を含め、ジェンダーコーポレートガバナンスとジェンダー平等のテーマで企業コンサルを担当。現在もコンサルティング、コラボレーション、研究を横断して、女性のエンパワーメントに関する世界的なポートフォリオをリードしている。2019年度よりリクルートホールディングスステナビリティ委員会 社外委員として参加

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