ダイバーシティDiversity

すべての人が
自分らしく活躍できる

考え方

リクルートが大切にする価値観「個の尊重」。ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(以下DEI)の推進は、その価値観を体現することそのものです。また、さまざまな社会の不と真摯(しんし)に向き合い、イノベーション創出によって新たな価値を社会に提供していくことを企業使命とする当社において、その価値創造の源泉は「人」です。つまりDEIを推進し、多様な従業員一人ひとりが能力を余すことなく発揮できる環境を構築することは競争戦略の一環でもあります。

取り組み

当社では、2006年に専任部署を設置して以来、さまざまな施策を展開しています。ここではその一部を紹介いたします。

女性活躍支援の取り組み

2012年に28歳の女性を対象に実施したグループ内調査で、「今後のキャリアとプライベートの両立に関し、不安や疑問に思っていることがある」と回答した女性が84%という結果が出ました。そこで、仕事とプライベートの両立に悩む若手の女性を対象にキャリア開発支援を行っています。

Career Cafe 28

今後ライフイベントの節目を迎えることの多い女性従業員と、その上司を主な対象に、それぞれキャリア開発研修、マネジメント研修を実施しています。
女性従業員向けの研修である「Career Cafe 28」では、自分の強みを把握し伸ばしていくことで自らの市場価値を高め、いつライフイベントが起こっても自分らしく活躍できる選択肢を増やす方法を、外部講師から学びます。2012年から2021年にかけて国内グループ会社含む累計1,200名以上の女性が参加し、「将来のキャリアに対する不安を解消できた」など、自身のキャリアを前向きに考えるきっかけになっています。

マネジメントサイドへの教育

現場での女性を含めた一人ひとりの成長・活躍を推進していくには、マネジメントサイドへの教育も不可欠と考え、マネジメント支援を行っています。

Career Cafe 28 BOSS

今後ライフイベントの節目を迎えることの多い女性従業員の上司を主な対象に、管理職に向けて2015年からマネジメント研修「Career Cafe 28 BOSS」を実施しています。研修では、経営戦略における女性活躍推進の意義や、女性メンバーの成長を加速させるために現場で実践できるマネジメントなどを、外部講師から学びます。
2015年の開始から国内グループ会社含む累計1,000名以上の管理職が参加しており、「女性の能力を引き出すコミュニケーションについて、学んだことをすぐに実践した。マネジメントで大事にすべきことを学べたので全管理職に受けてほしい」などの声が寄せられています。

働き方変革・両立支援への取り組み

多様な事情・ライフスタイルを持つ従業員が活躍できる環境を整えるため、2008年より両立支援に着手しています。当初はワーキングマザーの家庭と仕事の両立を課題としていたため、主に女性を対象とした施策を中心とし、現在は男女問わない全従業員を対象にさまざまな施策を行っています。

育児

・保活相談窓口「保活のミカタ」の設置
復職に向けた保育園入園活動(以下、保活)の支援ニーズに対し、2018年度より「保活のミカタ」相談員が核となって自治体ごとに異なる保育園入園ルールを整理し、ライフスタイル、復職時期や復職後のキャリアなどの希望に合わせた最適な保活方法を提案しています。

・日常的な育児両立を支援する多様な制度や取り組み
男女問わず子どもが12歳まで、最大40日の出産育児休暇を取得できます。また、年齢によって変化する育児の悩みを解決する子育て講座の開催やコミュニティ運営、病児保育利用料の補助や小児科・産婦人科医の無料オンライン診断など、出産と育児を支えるサポート体制を整えています。他にも、リモートワーク、フレックス勤務、週休約3日などの制度を、育児両立のために日常的に活用することも可能です。

・男性従業員の育児と仕事の両立支援を強化
性別を問わず活躍できる環境づくりの一環として、男性従業員の育休取得を推進しています。「子どもの出生後8週間以内に、原則として5日以上(4週間以上推奨)の育休取得」を促すほか、社内公募で選ばれた「男性育休アンバサダー」が育児の魅力や育休取得の壁とその解決策、両立に関するノウハウを発信しています。また、育休に関する相談窓口の設置や社内イベントの実施なども行い、男性本人に加えて上司や周囲の理解も深めながら、男性も育休を取得しやすい職場環境や風土をつくっていきます。
詳しくは、プレスリリースをご確認ください。

介護

・相談窓口の設置
外部の専門機関と提携し、従業員が無料で介護に関して専門家に相談できる窓口を設置しています。

・基礎知識の装着支援
介護と仕事の両立の基礎知識をまとめたハンドブックの配布やセミナー開催など、従業員が仕事と両立する上で必要な基礎知識を得るための機会を多数用意しています。

セクシュアル・マイノリティ(LGBTQ)

・人権方針
「性的指向、性自認を理由とした差別や人権侵害」を行わないように努めることを掲げ、LGBTQをはじめとするセクシュアル・マイノリティへの理解促進と、働きやすい環境づくりを進めています。

・同性パートナーも配偶者として福利厚生を適用
就業規則で定めている配偶者やその家族に適用される福利厚生を同性パートナーにも適用しています。

・「LGBTはたらく相談窓口」の設置
セクシュアル・マイノリティの従業員が抱える働く上での悩みや相談に、豊富な相談実績を持つアドバイザーが応じる「LGBTはたらく相談窓口」を設置しています。

・「LGBTQ eラーニング」を全従業員に配信
セクシュアル・マイノリティへの理解と尊重を促すため、基礎知識やコミュニケーションを学ぶ「LGBTQ eラーニング」を実施しています。4テーマで構成されており、基礎知識に加えて、世界や日本の動き、企業の動向、当事者の声などを学ぶことができます。

・社内外での理解促進やネットワーキング活動の実施
企業などの団体において、セクシュアル・マイノリティの働きやすい職場環境を考える任意団体「work with Pride」に参加しています。また、社内においては有識者を招いての研修・セミナーや、当事者が⾃ら⽴ち上げた当事者&アライコミュニティによる勉強会なども、随時開催されています。

働き方変革・ワークスタイルイノベーション

2015年より、男女かかわらず個のさらなる成長と、それによる新しい価値の創造を目指し、本格的なワークスタイルイノベーションに着手しています。主にはリモートワークの導入やそれに伴うオフィスのフリーアドレス化、サテライトオフィスの活用など、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方の実現を進めています。当社のワークスタイルイノベーションについては、こちらをご覧ください。

風土醸成の取り組み

会社全体でDEIに取り組む風土を醸成するために、従業員との情報共有やセミナー・イベントの開催を行っています。

従業員との情報共有の取り組み

毎月全従業員にDEIに関するメールマガジンを配信しています。また、年間を通じてさまざまなセミナーやイベントも開催しています。セミナーは全てオンラインで開催しており、居住地・勤務地に問わず全国の従業員が参加可能です。
2021年度は、多様性を活かしたチームづくりを社外の有識者から学ぶセミナーや、育児や介護など従業員のニーズに直結するテーマに沿ったセミナーなど、通算32回開催し、国内グループ会社含めて6,000人以上の従業員が参加しました。
その他、各種イベントも開催しています。従業員とその家族を対象としたファミリーデーも、2021年度はオンラインで実施し、当社社長のメッセージから始まり、VRを活用したバーチャルオフィスツアー*や、当社理念を楽しみながら感じられる紙芝居などを行いました。従業員のニーズや悩みに寄り添った情報・機会提供を、今後も進めていきます。

※子どもがVRを複眼で見ることよる目への影響を踏まえて、年齢制限がない単眼VRゴーグルを使用するなど、安全対策を徹底して実施しています。

ソーシャルイノベーションへの取り組み

「ライフステージが変化しても、希望通りの働き方ができる」という未来に向けて、保育園入園に関するこれからのありかたを企業横断で考えていく場として、2020年度に保活総研を設立しました。保活総研では、社内の保活相談窓口「保活のミカタ」で培ったノウハウを無償で提供している他、保育園入園をはじめとした仕事と育児の両立に関する取り組みを、企業横断で考えるソーシャルイノベーションの場となっています。

保活総研