募集職種一覧

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データ推進室

VP

野村 眞平

紳士服チェーン店の新規事業の立ち上げ、国会議員秘書を経て、得意の数学を活かしたデータ分析コンサルタントに転身。ベンチャー企業で経験を積んだ後、リクルートへ。入社後は住まい事業領域で集客最適化やレコメンドシステムの構築、マーケティング分析などを担当。GM・部長を経て 2020年より事業領域横断のデータ組織を統括。2021年より現職。

国内有数のデータ組織として、
さまざまなスペシャリストが集まる環境。

リクルートのデータ推進室の特徴について教えてください。

リクルートのテクノロジー職は主にふたつの役割(組織)があります。ひとつは、プロダクトの開発や運営を担う「プロダクトディベロップメント室」。そしてもうひとつが私たち 「データ推進室」、データを用いたプロダクトの進化を担っています。

データ推進室には、データエンジニア、データサイエンティスト、機械学習エンジニア、アナリティクスエンジニアなどが在籍。自社の従業員だけで数百名規模です。これほどの規模になっている理由は、リクルートがデータ活用を重要視し、たくさんのデータが集まっているからにほかなりません。『SUUMO』『ゼクシィ』『ホットペッパービューティー』などのプロダクトを通じて蓄積される豊富なデータ資産があり、それらを正しく運用・分析し、効果的に活用していくために、さまざまな強みを持つデータの専門家たちが集っています。

データ推進室は、住まい・美容・飲食・自動車・SaaS などといった事業領域ごとに特化したユニット(タテ組織)と、事業領域横断で専門的な役割を担うユニット(ヨコ組織)が交差するようなマトリクス型の体制になっているのが特徴です。そのため、メンバー一人ひとりの個性や強み・志向にあわせたキャリア形成が可能。データという専門性を武器に事業に深く入り込んでいく人もいれば、事業の垣根を超えた共通の機能開発や課題解決に取り組む人もいます。また、この体制だからこそ室内での異動や兼務を経験しているメンバーも多数おり、ひとつの役割を突き詰めるだけでなく、さまざまな機会に挑戦しやすくなっています。

マッチングの精度向上など、
事業価値に直結する役割。

リクルートのデータ推進室の仕事内容について教えてください。

具体的な仕事としては、先に挙げたような職種ごとの役割に分かれますが、共通するゴールは、データとテクノロジーで社会価値を最大化すること。リクルートの事業の多くは、例えば『SUUMO』の賃貸サイトなら家を借りたい人と物件(家を貸したい企業)の出会いを創出しているように、「企業と個人のマッチング」を価値としています。このマッチングの部分に直接的に影響するのが、データ推進室の仕事。レコメンド機能に代表されるような各種機能開発・運用を通じて、カスタマー一人ひとりが自分に合った選択肢により早くたどり着けるよう日々取り組んでいます。

また、各事業領域に向き合っているタテ組織では、プロダクト上のマッチング精度の向上だけにとどまらず、データを活用したクライアント企業の業務支援に取り組んでいるのも特徴。例えば『SUUMO』上の行動データなどを整理し、接客に役立つ情報としてクライアントに提供。生成 AI を活用して煩雑な情報からカスタマーニーズを読み解くといったチャレンジもはじまっています。

一方、事業領域横断のヨコ組織では、全社共通のデータベースに加え、大規模なバッチシステムの開発やリアルタイムデータパイプラインの構築など、データ活用の基盤となる環境整備に取り組んでいます。また、各事業領域で生まれたナレッジの横展開を促進するような役割も担っています。また、特に技術力の高い人は、あえて特定の事業領域に属さずプロジェクトごとに各領域に入り込んでいくような動き方をしており、先進的なプロジェクトや難易度の高い取り組みの立上げフェーズを担うスペシャリストへと進んでいくキャリアもあります。

データの専門家としてプロジェクトの構想段階から参加。さまざまな強みを持つ仲間とワンチームで作り上げる醍醐味。

リクルートのデータ推進室で働く面白さを教えてください。

ひとつは、仕事の進め方です。データ推進室を含むリクルートのプロダクト組織は、PdM/デザインディレクター/プロダクト開発ディレクタ―/プロダクト開発エンジニア/データサイエンティスト/機械学習エンジニア……と専門領域ごとに役割が分かれていますが、実際のプロジェクトにおいてはそれぞれの専門組織からメンバーが集まり、「ワンチーム」となります。役割に関係なくフラットに意見やアイデアを出し合うのが当たり前の光景。メンバーの発案でプロジェクトそのものが立ち上がることも珍しくない、ボトムアップの文化が浸透しています。そのため、「PdMが決めた方針や仕様に沿って作業をこなす」のではなく、「やり方から一緒に考えてつくる」動きがデータ職種にも当たり前に求められる環境です。どんな課題を解決するのか、そのために必要なデータやアルゴリズム、システムをどう設計するのか。それらを「専門家として提案する」というよりも、「プロジェクトの主体者として仲間と一緒にやりきる」スタンスが大切。開発から運用・保守まで一貫して担いながら、自律的にプロダクトの成長に介在していけるのが面白みです。

また、豊富で高解像度のデータがあるからこそ、データ活用の幅を広げるようなチャレンジの実現可能性が高いのも魅力のひとつ。加えて、これまで営業組織とプロダクト組織が一丸となって築いてきたクライアントとの信頼関係のおかげで、新しいチャレンジも受け入れていただきやすい環境になっていると感じます。あとは、プロダクトのカスタマー数が多いからこそ、自分が手掛けたものがリリースされたときに、カスタマーからのフィードバックがすぐに得られるのも刺激的なところ。良い意見も厳しい意見も自分の糧にしながらプロダクトを磨き続けることで、自分自身の成長にもつながっていくと思います。

AIをはじめとした最新技術の活用など、一人ひとりの主体的なチャレンジが組織を劇的に成長させる。

今後の挑戦・実現したいことを教えてください。

私たちが目指すのは、カスタマーやクライアントにデータの力で価値を届けることです。以前は事業ごとに独立していたデータ組織が、今はひとつの組織として事業横断で環境を整備し、分析の仕組みや基盤を整えてきました。今後はこの基盤をベースにしながら、データの価値貢献の度合いを「10から100にする」フェーズ。レコメンデーションや検索機能などを中心とした UX改善、膨大なデータを活用した業務支援サービスなど、さまざまなデータ施策をさらに進化させ、カスタマーの満足度やマッチングの最大化を目指します。

また、今は世の中全体で「生産性の向上」が叫ばれていますが、それは私たちデータ職種にとっては大きなチャンスだと捉えています。生産性を上げるとは、効率を上げ、質を上げるということ。それにはデータの力が必要不可欠だからです。ただ、それを実現するには私たち自身の生産性も上げる必要がある。データ職種はまだまだ発展途上の領域だからこそ、やり方次第で一人ひとりが今の何倍もの価値を発揮することだって夢じゃないと思っています。そのためには、個人の努力だけでなく組織としての成長支援も重要。データ職種ならではの成長機会の提供やキャリアパスのあり方なども、組織として強化していきたいです。

チャレンジの方向性としては、例えば生成 AIの活用も重要なテーマのひとつ。近年トレンドとなっている技術の多くはデータの領域に関わるものが大変多くなっているからこそ、私たちが社内のどこよりもトレンドに敏感になり、率先して取り組んでいく必要があります。世の中の最新技術・最新事例に広くアンテナを張り、早期にキャッチアップし、プロダクトを使ってくださるカスタマーやクライアントへの価値につなげていくことにトライを続ける組織でありたいです。

そうした挑戦は上から指示をして行うものではなく、ボトムアップではじまっていくのがリクルートらしい進め方。メンバー一人ひとりが事業やプロダクトの戦略・戦術を深く理解した上で、データに関する専門的な知見を起点に提言していくような動きをこれまで以上に活発にしたいです。

「個人のやりたい」と「事業の成果」を両立させ、
成長の好循環が生まれる組織でありたい。

データ推進室の責任者として大切にしていることは何ですか。

第一に、メンバー同士が切磋琢磨できる環境を整えることです。さまざまな専門性を持つメンバーが互いに刺激を受け合いながら成長すること。それが組織の力を最大化するための大前提だと考えています。この動きを活性化するために意識しているのは、メンバーの主体的なチャレンジに積極的に投資をしていくこと。また、最新情報をインプットするための社内外の学びの機会への参加も積極的に促しています。

また、メンバーにチャレンジをさせるときは、「個人がやりたいこと」を起点にしつつも「事業貢献度が高いミッション」へとデザインしていくことが責任者の役割だと私は考えています。それは単に事業の成果につなげたいのではなく、メンバー本人が成長する上でも非常に大切なことだから。どんなに強い意思を持って始めても、事業戦略上の優先度が低ければ周囲の協力が得にくく、プロジェクトが上手く立ち行かずに道半ばで終わってしまいがちです。一方、自分のやりたいことが事業戦略にフィットしていれば、周囲の理解や共感も早く、仲間も増え、プロジェクトが力強く進みやすい。チャレンジが結果につながるという成功体験を積み上げていけるような機会をメンバーに提供し、事業も大きく前進するような好循環を生み出していきたいです。

そうやって持続的に成長する仲間たちと実現したいのは、従来の方法だけでは解決が難しかった社会の不をデータやデータにまつわる最新技術で解消していくことです。例えば、膨大な情報の中から一人ひとりにあった情報をセレクトし、より良い選択肢を瞬時に提案すること。人の力や既存のシステムではコストや品質の面で難しかった世界を、私達なら実現できるかもしれない。そうした思いでメンバーと団結し、データを起点として世の中を変えるような価値創造に取り組む集団でありたいです。

記載内容は取材当時のものです。

社員インタビュー

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