RECRUIT STORY 01

技術とビジネス、双方の観点を持ち
中長期的にプロダクトを育てていく。
開発組織の存在価値を高めるチャレンジへ。

販促領域プロダクトディベロップメント2ユニット
飲食・ビューティー領域開発ディレクション部 部長

販促領域プロダクトディベロップメント2ユニット
飲食・ビューティー領域開発ディレクション部 部長

PROLOGUE

「技術はプロダクトの価値を向上させるための“手段”であり、“目的”はあくまでビジネスや社会に貢献していくこと」。リクルートのプロダクト開発組織に所属するメンバーが、開発エンジニアでも開発ディレクターでも共通して大事にしている考え方である。同じ目的を持ったメンバーが互いを尊重し、それぞれの専門性を活かしあうからこそ、作り出せる価値があるからだ。プロダクト開発組織の部長を務める藤井も、技術力を高める新しい挑戦を推奨しながら「なぜその挑戦をしたいのか、なぜその技術を使うのか」を問う組織づくりに注力している。そんな特徴を持つリクルートの開発組織で働く面白さとは、活躍人材の共通点とは何か?

各自のスペシャリティを活かしながら、
ビジネス視点も併せ持ち
CTOのようにプロダクトの成長に向かう。

リクルートのプロダクト開発組織の特徴について教えてください。

「プロダクト開発を通じてプロダクトやビジネスの価値を向上していくこと」をミッションとしています。技術はあくまでひとつの手段であり、それをどう活かし、いかにビジネスや社会に貢献できるのかが重要です。
組織内において、開発エンジニアは「開発技術によってプロダクトに貢献する」という役割、開発ディレクションは「プロダクトの開発案件整理と体制マネジメントによってプロダクトに貢献する」という役割を担っています。それぞれの役割にすみ分けはありますが、開発エンジニアも開発ディレクションも自身の役割に閉じず、携わるプロダクトの売上や反響などの数字もしっかりと意識して、「CTO(最高技術責任者)のような意識で動いてほしい」と考えています。短期的なやるべきことやできることを踏まえて開発体制の構築や設計をするのはもちろん、3年後、5年後や、もっと先のプロダクト戦略も見据えた意思決定をしていきます。リクルートではビジネスサイドとの距離が非常に近いため、共通のビジョンを持ち、それに対して技術のプロフェッショナルとして何ができるのかを考え、協業していくことができるのです。
また、開発エンジニアには新たな技術にチャレンジしていくことも推奨しています。ただし、「新しい技術を試したい」だけではなく、「なぜその技術を使うのか」まで説明できることが重要であり、プロダクトの方向性にマッチしているものであることが大前提です。技術者である以上、技術へのチャレンジが目的のひとつであってもいい。けれど、それを使う意味や意義まで見据えてこそ、真に世の中に役立つプロダクトを生むことができると考えています。

開発のプロとして成長していくためには、
多様な経験に勝るものはない。

リクルートで働くことの面白さとは、どういったところにあるのでしょうか。

多様な事業領域やフェーズのプロダクトに携わりながら、様々な課題に向き合う面白さがあります。リクルートには、長い歴史があり認知度も高い大規模なプロダクトもあれば、ゼロから構築していくプロダクトもある。高トラフィックのプロダクトを維持・発展させるなどの難易度の高い案件に取り組むこともできる一方、企画段階から手掛け、ゼロから売上を作っていく面白さも実感できるということです。携わるプロダクトごとに使う技術や開発方式も違うため、自分の幅を広げ、成長していく喜びを味わえますね。
私は、開発のプロフェッショナルに成長していくために必要なこととして、「経験」に勝るものはないと考えています。多様な経験をしてこそ身に付くものがあり、目指したいキャリアの道筋も見えてくる。リクルートには、成長を重ねながら自分らしいキャリアを選択できる環境があります。
また、大規模な企業ならではの豊富なアセットを活かして、いろんなことにチャレンジできる点も魅力です。リクルートは、技術領域にもビジネス領域にも専門性の高い様々な人がいると思います。開発案件への投資規模も大きく、開発環境も充実している。組織横断的に多様な専門人材と連携して仕事を進める中で、新しい視点を得て視野を広げながら、技術的なチャレンジを推進することができるのです。
加えて、プロダクトの規模や投資規模の大きさから、社会への影響力も非常に大きいと感じます。大きな反響があることも多く、「プロダクト開発を通じて、世の中を変えていける」という実感を持って意欲的に取り組むことができます。実際、リクルートには「新しい価値を創造し、世の中を変えていきたい」という強い思いを持っている人がたくさんいます。そうした仲間と一緒に優れたプロダクトを生み出し、社会に貢献していく喜びを味わえることも、リクルートの開発組織の特徴だと思いますね。

ビジネス視点を持った上で
技術のプロフェッショナルとして力を発揮する。

リクルートの開発組織で活躍できる人材像について教えてください。

開発組織で活躍している社員に共通しているマインドセットとしては、「圧倒的な当事者意識」が挙げられます。「絶対的にこうしたい」というブレない自分の思いを持ち、多くの人を巻き込んでその思いを実現していくタイプもいれば、柔軟性を持ち、誰かの思いを共に実現していくタイプもいます。前者の方がリクルートらしい人材だと思われるかもしれませんが、実は後者のような人にも向いている企業だと思いますね。それぞれに当事者意識の持ち方は異なりますが、双方の力が噛み合うことで、より大きな成果を生み出すことができるのだと感じます。
それに加えて開発エンジニアは、日々新しい技術をキャッチアップしていくこと、そして「その技術をビジネスにどう活かすのか」という本質を捉える力も重要です。リクルートで活躍している開発エンジニアは、技術のプロでありつつ、プロダクトやビジネスに強い興味を持っている人が多いと感じます。逆に言えば、技術のみを追求したい人には、リクルートで働く醍醐味を味わえないと思います。
また、開発ディレクションについては、「全員が最大限に専門性を活かせるマネジメント」の主体者になることが求められます。プロジェクトが納期通りに進捗していくことだけに注力すれば良いという考え方もあるかもしれませんが、リクルートの場合は、異なる立場や専門性を持つ人を理解して情報を整理し、それらを組み合わせて最適な開発体制を構築できる人が活躍していると感じます。そのためには受容性高く、周囲と良好なコミュニケーションをとれることが必要不可欠ですね。

開発組織としての存在意義を高めていくために、
様々な技術にチャレンジできる場を目指す。

今後のプロダクト開発組織の展望について教えてください。

「技術のプロフェッショナルとして、開発組織の存在意義を高めていくこと」を目指します。そのためにも、メンバーが様々なチャレンジをできる環境を作っていきたいと考えています。
現在、メンバーと密にコミュニケーションを取り「次に何がしたいのか」という要望を聞き、伸ばしたい部分と担当する案件を結びつけ、学びと成長を重ねていけるように取り組んでいます。また、次に何がしたいのかが明確になっていないメンバーに対しては、チャレンジしていくものを見つける期間を持つことも大事にしています。このような取り組みができるのは、リクルートに「人の成長を第一に考える土壌」があるからですね。これだけ規模の大きい企業でありながらも、ビジネスの効率のみを追い求めることはせず、「価値の源泉は人」という考えを大切にし続けています。私個人としては、これこそがリクルートの最も素晴らしいところであると思っています。
また、事業会社におけるプロダクト開発組織としての「存在意義」をしっかりと発揮していくことも目指しています。自社の開発組織だからこそビジネスサイドにより踏み込んだ提案ができ、中長期的な視点で一緒にプロダクトを育てていける。そこに我々の存在意義があると考えています。プロダクトの未来や企業としてのあり方を見据えた提案をしていくためにも、個々の技術力を高め、常に新しいチャレンジをしていきます。「開発組織のメンバーがいるから、いいものを作れる。よりスピーディーに、より良い形でプロダクトを実現できる」という価値を発揮し続け、社会にも大きな影響を与えられる組織になっていきたいですね。

※記載内容は取材当時のものです。

PROFILE

藤井 勲

Isao Fujii

販促領域プロダクトディベロップメント2ユニット
飲食・ビューティー領域開発ディレクション部 部長

販促領域プロダクトディベロップメント2ユニット
飲食・ビューティー領域開発ディレクション部 部長

IT関連サービスを提供するメガベンチャー企業に入社し、ECサイトの運用マネジメントに11年間携わったのち「環境を変え、新たなプロダクトにチャレンジしながら自分の幅を広げていきたい」と考え、2016年12月リクルートライフスタイル(現リクルート)へ入社。『じゃらん』のプロダクト開発組織でシステム改善や業務支援プロダクトの立ち上げなどに携わった後、旅行領域のプロダクト開発組織におけるグループマネジャーに就任。2020年4月に現職となり、組織開発と人材開発を担う。

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