株式会社リクルートが企画制作する中古車情報メディア『カーセンサー』では、中古車の購入実態について詳細に把握するために、過去1年間に中古車の購入を検討した人に対して「カーセンサー中古車購入実態調査」を2015年より全国(沖縄県を除く)で実施しています。

新型コロナウイルスの影響を受けた2020年は、中古車市場規模(推計)が初めて減少に転じましたが、2021年は2015年の調査開始以降、過去最大の市場規模へ。ウィズコロナ時代での、自由で安全な移動手段としてのクルマ利用に加え、昨年よりも趣味・嗜好に沿うクルマを購入する動きが活発になりました。

年代別にひもといていくと傾向の違いが見られ、中古車市場において購入台数が最も多いのは20歳代、そして30歳代が続きます。購入単価も20〜30歳代がどの年代よりも高く、前回購入したクルマの乗車期間は20代が3.9年、30代が5.4年と全体平均の6.1年より短い期間で乗り換えていることが分かりました。“若者のクルマ離れ”ともいわれて久しいですが、中古車市場においては20〜30歳代の購買行動が市場に大きな影響を与える注目ポイントといえます。

コロナ禍の影響と半導体不足によって人気モデルの新車の納車が数カ月待ちとなっていることもあり、短期的な需要が増している中古車市場。さらに世の中的にもサステイナブルな機運の高まりにより、リユース品への抵抗が低減。今後、中古車購入は「賢い消費」や「優しい消費」として、よりその価値が見直されることが予想されています。