『HELPMAN JAPAN』が福祉・介護業界での自治体の取り組み好事例を紹介するオンラインイベントを開催

介護業界の就業人口を増やしていくことを目的に、介護業界の可能性や介護の魅力について、さまざまな情報を提供している 『HELPMAN JAPAN(ヘルプマンジャパン)』。株式会社リクルートで2010年に発足したプロジェクトで、介護業界のブランディング・採用・定着の3つの領域に特化した事業を展開しています。

そんな『HELPMAN JAPAN』が2022年11月9日(水)に開催したのが、自治体・社会福祉協議会・福祉事業所向けのオンラインイベント「未来につながる共創と対話」です。福祉・介護業界では、同じ目的に向かうためにさまざまな団体・事業所・市民と連携する必要がありますが、協働によって良い取り組みが生まれる一方で、それぞれの立場からの視点では理解が不足することもあり、分断が生じてしまうことも起こりえます。そこで『HELPMAN JAPAN』では、複数の関係者が存在する福祉・介護業界で共創するためのヒントを得ていただくことを目的としてイベントを開催しました。

プログラムは二部構成で、第一部は福岡県福岡市、大阪府豊中市、奈良県生駒市の自治体の担当者からの「共創と対話」を実践した活動事例を紹介。第二部では、全国の自治体職員や市民に向け「財政出張出前講座」を各地で開催しながら「対話」の必要性を伝える活動をされている、福岡市職員の今村 寛 氏のファシリテーションのもと、各自治体の事例について対話を軸に全登壇者でトークセッションを実施しました。

当日は、北は岩手、南は鹿児島まで介護事業者や自治体、社会福祉協議会を中心に41名が参加。イベント後のアンケートでは、「新たな参加者・担い手の発掘事例として参考になりました」「議論と対話の違いについて、相手の間違っているところを証明するのではなく、共通の理解を目指して協力するという観点を再認識しました」といった声が寄せられ、満足度調査でも「満足」という回答が全体の8割を超える結果となりました。

各自治体の具体的な取り組み事例や、当日のイベントの様子は、以下サイトにて詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

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