多様な働き方

自分に合った仕事を見つけられず悩むのは「ごちゃまぜにした3つの価値観」が原因かも!

お悩み相談

2020年09月08日 転載元:リクナビNEXTジャーナル

自分に合った仕事を見つけられず悩むのは「ごちゃまぜにした3つの価値観」が原因かも!

「今の仕事は自分に合っていないのでは?」と感じている人や、「ほかの人は生き生きと働いているのに...。この仕事、何か違うかも」と思ってしまう人。そんなモヤモヤはどうしたら消せるのでしょう。

また、もっと自分に合う仕事を見つけてキャリア構築していきたいと思い描いている人は、どう動いたらいいのでしょう。

今回は、第二新卒からハイキャリアまで、これまでに5000人以上にキャリアアドバイスをしてきたキャリアアドバイザーの吉田智春さんに、「自分に合う仕事の見つけ方」について聞きました。


目次
  • 仕事が自分に合っているかどうかは、どう判断すればいい?
  • 「自分の価値観がどこにあるか」を探るには保育所・幼稚園時代までさかのぼろう
  • "少しだけ頑張れたこと"に大きなヒントが隠れている
  • シーンで思い出して自分の強み、得意・不得意を見つける
  • やってみたい仕事が見つかったら、必ず「シミュレーション」を

仕事が自分に合っているかどうかは、どう判断すればいい?

私がキャリアアドバイザーとして相談者の話を聞いていて感じるのは、多くの方が「価値観として大事にしたいこと・好きなこと・得意なこと」、この3つをごちゃ混ぜにしていることです。

そのため、中には“好きなこと=自分に合っている仕事”と安易に結びつけてしまう人がいますが、必ずしもそうとは限りません。

例えば、動物が大好きだからという理由で、動物園の飼育員の仕事を選んだとします。すると、動物相手ですから残業や休日出勤が発生するのはもちろん、給餌や排せつ物の処理など体力仕事が圧倒的だということを体感するはずです。

経験値がモノをいう世界でもありますから、キャリアによるヒエラルキーもあるでしょう。すべてを受け入れた上でやりがいを持って働いていけるならいいですが、ワークライフバランスを保てないことで大きな負担や不満を感じるとしたら・・・・・・? 動物とふれ合うことが好きであっても、「得意」でもなければ「価値観もあっていない」ならば、それは仕事として合っているとは言えません。

ピックアップ特集