外国人の活躍

外国人労働者の流入が急減

調査レポート

2020年09月25日 転載元:リクルート ワークス研究所

外国人労働者の流入が急減

「出入国管理統計」

法務省が地方出入国在留管理局等で取り扱った入国審査、在留資格審査などに関する統計報告を集計したもの。日本全国の港や空港における入国者数や出国者数を公表している。

近年、日本国内で働く外国人の数が増えている。事業主による届出をもとに厚生労働省がまとめている「外国人雇用状況」によると、2019年10月末における外国人労働者数は166万人となっている。2009年10月末にその数は56万人であったことから、この10年間で外国人労働者数は3倍にも増えたことになる。

しかし、最近の状況をみるとその光景は一変している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年の2月、3月に出国した外国人は合計で175万人にも上った。入国した外国人は137万人であったことから、差し引き38万人が日本から出国している。

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