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自分には縁がないと思っていた正社員へ。韓国語の学びがライフワーク

キャリア

2021年01月11日 転載元:らしさオンライン

自分には縁がないと思っていた正社員へ。韓国語の学びがライフワーク

美容系の販売員から事務職に派遣スタッフとして転職し、医薬品や医療の業界を中心に働いてきた三浦めぐみさん(50)。働きながら韓国語の勉強にハマり、「大人になってからの勉強は本当に楽しい」と、もう何年も継続している。毎日欠かさず勉強する理由と、これから正社員になる心の変化などをうかがった。

化粧品販売から事務へ。最初は怒られることもあった

専門学校でメイクを勉強し、化粧品会社の販売員として就職した三浦さん。4年ほど働いたが、ハイヒールでの立ち仕事による体の負担や、長時間の拘束が苦しくなり、派遣スタッフとして事務職へ。最初に働いたエステサロンの事務は、お店のノルマが厳しくて楽になることはなかったという。

「その後にもいくつか派遣の仕事をしましたが、今振り返ると、結婚もしていたのでパート的な感覚で働いていたと思います。ところが、主人が亡くなって、『自立して生きていかなくちゃいけない』という気持ちになったんです」

その後に働いたのが医薬品の商社で、薬品や原料など覚えることがたくさんあった。聞いたことのない名前ばかりでなかなか覚えられず、顧客や営業に叱られることもあったという。少人数で働いていたため、「迷惑を掛けられない」という想いで必死に取り組んでいった。

「社員さんとほぼ同じ仕事内容でした。苦労はしましたが、1年ほど経つと頼られるようになってきて、『頑張ってよかった』と思いました」

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