多様な働き方

ワクワクする空間にオフィスをリニューアル 「集まる意味」をコミュニケーションに置く

2022年01月18日 転載元:リクルート ワークス研究所

ワクワクする空間にオフィスをリニューアル 「集まる意味」をコミュニケーションに置く

カルビー コーポレートコミュニケーション本部 広報部 広報課 
櫛引 亮氏
幕内 理恵氏

2021年9月、カルビーは東京・丸の内にある本社オフィスの全面リニューアルを行った。こんにち、オフィスのリニューアルは働き方改革と密接に連携しており、現に同社も働き方の新しいルール「Calbee New Workstyle」をあわせて導入している。そのリニューアルにおいては部署横断の若手チームが先頭に立った。メンバーの一員でもあった広報部の櫛引氏と、働き方改革の経緯と実情に詳しい同部の幕内氏にお話を伺った。

新オフィスのキーワードは共感、協働、共創

―― 本社オフィスのリニューアルについて、経緯や考え方について教えていただけますか。

櫛引 先行き不透明で、将来予測が困難な、いわゆるVUCAの時代にあっても、変革や成長を続けるため、働き方とその根本となるオフィスのあり方を考えよう、というのがそもそもの趣旨です。
しかも、これは先を見すえた話でもあります。未来のことを思考するには、次世代を担う若手に当事者意識をもって取り組んでもらいたい。そうした会社の考えから、昨年6月、30代を中心とした若手約10名で構成された各部門横断のチームが発足し、定期的に会合を重ねました。
会合を通じ、新オフィスのキーワードとして、共感(エンゲージメント)、協働(リレーション)、共創(コラボレーション)の3つが決まり、新オフィスはそれらを三本柱とした「価値創造の場」であるべきだ、としました。

リニューアルのポイントは3つあります。

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