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入社1年後、「帰属意識」や「仕事のやりがい」を感じられている新人の学び方~コロナ禍の新人はどのように学んでいるのかVol.5

職場マネジメントテレワーク

2022年06月28日 転載元:リクルート ワークス研究所

入社1年後、「帰属意識」や「仕事のやりがい」を感じられている新人の学び方~コロナ禍の新人はどのように学んでいるのかVol.5

コロナ下でテレワークが増加する中、新入社員の離職傾向が高まるのではないか、という懸念があった。実際には、コロナ下で入社した大卒新入社員の退職者は11.5%であり、テレワークなど勤務形態の変化による影響も指摘されているものの、コロナ前とは大きな変化が見られないことが明らかになっている。同調査では、現在の勤務先を辞めたいと思う理由についても尋ねており、「仕事が合わない」との回答が最も多く、34.1%であった。自由記述を確認すると、「仕事が合わない」理由としては、量が合わない(多すぎる、少なすぎる)、質が合わない(難しすぎる、やさしすぎる)が挙げられている。 本稿では、こうした入社1年後の「退職意向」について、それを説明する職場の要因(仕事内容や配属プロセス)だけでなく、「学習行動」を取り上げる。さらに「仕事のやりがい」を説明する職場の要因と個人の学習行動を明らかにする。コロナ下で入社して、1年後に「仕事のやりがい」を感じることができているのは、どのような環境でどのような学習行動をしている新人だろうか。

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