障がい者の活躍

累計利用者14万人を突破!障害福祉に特化した業務効率化サービス『knowbe』が生まれるまで

リクルートの取り組み

2023年08月30日 転載元:Recruit Corporate Blog

累計利用者14万人を突破!障害福祉に特化した業務効率化サービス『knowbe』が生まれるまで

近年、日本の障がい者福祉をめぐる状況は大きく変化しています。高齢化にともない障がいを持つ方も増え、全国の障がい者数は約936.6万人と全人口の約7.4%を占めています。その障がい者をサポートする事業所(障がい児関連種別を除く)の従事者と利用者は全国に約223万人。計画相談(※1)の利用者数は、平成24年度から8年間で約14倍に増加し、障がいを持つ方が置かれている状況や抱えている悩みの相談に応じる必要性が増加しています(※2)。

「この変化のスピードからも、社会での事業所への期待役割が高まるとともに、業務が複雑かつ煩雑になってきていると言えます」そう語るのは、2016年にリクルートの新規事業提案制度「Ring(リング)」を活用し、障害福祉に特化した業務支援サービス『knowbe』を立ち上げた岩田圭市。障がい者の日常生活や社会生活を支援する福祉事業所の業務負荷削減に取り組むこのサービスは、2023年6月時点で累計使用者数は14万人以上を記録しました。サービス検討から開発まで8年かけて取り組むなかで、岩田が考えた支援のあり方、これから目指すことについて話を聞きました。

(※1)計画相談:サービス等利用計画についての相談及び作成などの支援が必要と認められる場合に、障害者(児)の自立した生活を支え、障害者(児)の抱える課題の解決や適切なサービス利用に向けて、ケアマネジメントによりきめ細かく支援するもの(出典:厚生労働省「障害のある人に対する相談支援について」)
(※2)出典:厚生労働省 令和4年「障害福祉分野の最近の動向」

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