私たちが目指す社会

人口減少社会に突入した日本。定住人口が減少している地域で消費を取り戻し、経済を再び活性させるにはどうすべきでしょうか。

私たちのアプローチは、地域の交流人口を増やすこと。国内外の旅行者一人ひとりにあった最高の旅行体験を提供し、その地域を訪れる人・訪れる回数を増やすことです。

リクルートの旅行事業は、「地域を共に創る・需要を創る・需要に応える」を合言葉に観光産業を支援しながら、日本全国津々浦々の地域の持続可能性に貢献しています。

これまでの取り組み

リクルートが国内旅行情報誌『じゃらん』を創刊したのは1990年。それ以前の旅行と言えば団体行動が一般的でした。いつでも、どこでも、もっと自由に旅をしたい人に向けて豊富な選択肢を提供したい。個人が自由に興味のある宿を予約できる、ブッキングメディアの誕生でした。

その後、『じゃらん』は宿泊予約サービスから、旅行情報サービスへと提供価値を広げていきます。例えば、若年層の旅行需要を喚起する『マジ☆部』。スキーやゴルフなどの事業者と共に、旅やアクティビティの楽しさを若者に伝え、旅行産業の持続可能性に貢献してきました。

また、2005年には国内旅行に関する調査・研究と、地域の観光支援を行う組織『じゃらんリサーチセンター』を設立。“変わる地域の力になる”をモットーに観光振興を支援し、地域と連携したDX推進なども始まっています。

これから向き合う社会課題

旅行業界は、コロナ禍で大きな打撃を受けた産業の一つです。また、それでなくても人口減少地域では人手不足の課題もある。地域の旅に関わるプレ―ヤーが健全に発展を続けられるような活動が、今求められています。

一方で、消費者の皆さまも趣味嗜好が多様化し、余暇の過ごし方は旅行以外にも益々広がっています。これまで以上に一人ひとりにフィットした機会を提供できなければ、旅に出るという選択肢を選ばないかもしれません。

こうした両者の課題や願いに寄り添う手段として、私たちは旅行産業にデジタルツールを活用した業務支援や経営支援にも着手。例えば人工知能が宿の従業員に代わって24時間いつでも消費者の皆さまの質問に回答する『トリップAIコンシェルジュ』もその一つです。生産性の改善、サービスの質の向上に寄与しながら、消費者に豊富で質の高い旅の選択の提供にも貢献しています。

サービスコンセプトを“360°TRAVEL PARTNER”と置き、地域を支えるために、地域を知り、地域と交わり、地域と新たな価値を創っていく。その価値を伝えることで、地域と消費者の皆さまとの出会いが生まれ、知識を支えることにつながる。このサイクルを通して地域と共に一人ひとりにあった最高の旅行体験を創り、地域に還元していくこと。それが、「旅行」を通じたリクルートの社会貢献です。