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両立支援【笑顔のイクボスを目指す上司向け】 部下から妊娠報告を受けたら!?上司の心得

《業務調整》上司として知っておきたい!つわりと業務調整【上司の心得04】

iction!が提供する「笑顔のイクボスを目指す上司の心得」

部下の妊娠と仕事の両立・職場復帰をサポートする上で、上司が知っておきたい情報を、12回にわたってお伝えいたします。

妊娠中の部下との信頼関係や部下の仕事へのモチベーションは、上司が妊娠初期の「つわり」の症状を理解し、上手にフォローできるか否かにかかっています。
また妊娠中および産後1年間は、従事させてはいけない業務が法律で定められています。

今回はつわりと、妊娠中の部下の業務調整についてお伝えします。

《業務調整》上司として知っておきたい!つわりと業務調整

おさらい:つわりの基礎知識
~代表的な5つの症状と時期について~

笑顔のイクボスを目指す 上司の心得

もし妊娠中の部下が「つわり」で苦しんでいたら、なんて声をかけますか?

【上司の心得03】《つわり》妊娠中の女性の気持ちが理解できる!?つわり入門で、つわりについて説明いたしましたが、再度おさらいしましょう。

つわりの症状とは?

「つわりがしんどい」とはよく聞きますが、具体的にどんな症状なのか想像できますか?症状は人それぞれですが、「二日酔い」や「船酔い」がずっと続く状態をイメージすると分かりやすいかもしれません。
ただし、つわりの症状は「吐き気」だけではないのです。つわりは「吐きづわり」「においつわり」「食べづわり」「眠りつわり」「よだれづわり」の大きく5つの症状に分類されます。それぞれどんな症状なのか、確認してみましょう。

  • 吐き気をもよおしたり嘔吐を繰り返す「吐きづわり」
  • 匂いに敏感になる「においつわり」
  • 空腹時に気持ち悪くなり、常に何かを食べずにはいられない「食べづわり」
  • 体がだるく、常に眠気を感じる「眠りつわり」
  • いつもより多くの唾液が出て口に溜まる「よだれづわり」

人それぞれで、個人差が大きいのもつわりの特徴です。
気づかないくらい軽く済む人もいれば、出産するまで体調がすぐれず苦労する人もいます。
食欲も人それぞれで、いつもより増す人もいれば減退する人も。コミュニケーションをとりながら、妊娠中の部下の体調を確認しましょう。

つわりの時期は?

つわりの多くは、妊娠4週目くらいから始まり、8週~11週目(妊娠3カ月)でピークを迎え、妊娠15週目(妊娠4カ月)頃には治まります。ただし、環境や精神状態によっても大きく左右され、つわりの期間も人それぞれです。

これだけは言っちゃダメ!

ついつい言ってしまいがちな「〇〇さんはやっていたよ」「これくらいできるよね?」という言葉。
妊娠中の体調には本当に個人差があります。
他の人と比べて、「〇〇さんは妊娠中もこの仕事をやっていたよ」なんて言ってしまうのはもってのほか。
「無理をする前に声を掛けてね」と伝えるなど、本人が体調の変化や今の状況を話しやすい環境を整えておけば、お互いに安心ですね。

妊娠中の部下がつわりでつらそうだったら?
~上司は業務を調整しよう~

笑顔のイクボスを目指す 上司の心得

産前産後の女性を就かせてはいけない業務や、申し出があった場合調整が必要となる業務が法律で決められています。現在の業務内容は問題ないでしょうか?
例えば以下のような業務の場合は、注意が必要です。詳しくは 厚生労働省委託 母性健康管理サイトでご確認ください。

<注意が必要な業務例>

  • 常時全身運動を伴う業務
  • 重量物を取り扱う作業
  • 連続して歩行を強制される外勤業務
  • 頻繁に階段の昇降を伴う業務

また、つわりによっても、業務調整が必要になる場合があります。
例えば「においつわり」だったら、においの強い場所は苦しくなりますし、他にも高温多湿、騒音の激しい作業環境でつわりが悪化していく場合もあります。また、どんなに軽い作業でも、体調次第でははかどらないことも。
どんな作業がつらく感じるのか、本人の状況に合わせて柔軟に業務を調整したり配置換えを検討したりしましょう。こまめな水分補給を促したり、小休憩を増やすなどの工夫も◎。
つわりでつらそうにしていたら、負荷を軽減できるような工夫を検討し提案してみましょう。
ただし、一方的に判断して業務を調整してしまうのはNG。本人はもちろんチームメンバーのモチベーションも下げかねません。こまめに相談しながら柔軟に対応し、検討することが大切です。

参考リンク:
厚生労働省委託 母性健康管理サイト「母性健康管理に対する企業の義務 妊娠中の女性労働者への対応」

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