両立支援

「子どもを育てる」「仕事をする」...当たり前の営みを両立させようとすると難しくなるわけ

調査レポート家事・育児

2015年11月04日

わたしたちは「子育てしながら働きやすい世の中を、共に創る。」をキーワードに、はたらく育児を応援するiction!プロジェクトを推進しています。1986年の男女雇用機会均等法の施行以来、日本における女性の就業率は着実に上昇しています。しかし結婚・出産前に就業していた女性の約60%が第1子出産後に離職し、さらに第2子、第3子を出産するごとに、その割合はますます高まっていく傾向にあります。

一方で、未就学児を持つ親世代のうち、170万人の女性が、就労する意欲がありながら働いていない状況にあります。

 

そこで、リクルートワークス研究所を通じて育児中の女性6,500余名に対して調査をおこなったところ、「第1子出産後に仕事を辞めた女性の約4割が辞めたことを後悔している」という結果があらわれました。

同様に、子育てしながら働いている女性、辞めずに働き続けている方にアンケートをとったところ、育児をしながら働いていることが「楽しい」ではなく「負担だ、ストレスだ」...との回答が8割にのぼりました。

わたしたちはiction!プロジェクトを通じて、1.妊娠出産時に辞めなくてすむ、2.育児と仕事の両立によるストレスを減らす、3.無理なく始められる仕事をつくる、ということに注力しています。

iction!プロジェクトリーダーの小安が、女性が育児をしながら働くにあたって感じる課題の中身を紹介し、社会全体で解決していく仕組みづくりを提案しました。


出産退職する女性は6割、日本が先進国で最も高い理由とは

http://logmi.jp/101398

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