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多様な働き方

巷で人気のカレー料理人が「会社勤め」を辞めないワケ|「and CURRY」阿部由希奈さん

キャリア副業・兼業

2019年10月21日 転載元:リクナビNEXTジャーナル

巷で人気のカレー料理人が「会社勤め」を辞めないワケ|「and CURRY」阿部由希奈さん

いまや会社員であっても 、一つの会社の仕事だけではなく、いくつかの仕事を同時に抱える人も増えてきました。これから副業に取り組んでみたいと思っている人もいることでしょう。

今回お話をおうかがいしたのは「流しのカレー屋」としてメディアにも出ている阿部由希奈さん。じつはカレー料理人のほか、「人事」「Webディレクター」と全く異なる3つの仕事をかけもちしています。カレーが話題で人気になっている今でも、かけもちで仕事をしている理由、そしてトリプルワークのリアルについて聞いてみました。

トリプルワークの根源にあるのは、学生時代からの研究テーマ「女性の働き方」

ーー人事、Webディレクター、流しのカレー屋。全く異なる職種をかけもちされていますが、なぜその3つなのでしょうか?

カレーで取り上げていただくことが多いのですが、じつは私の仕事のベースとなっているのは、「人事」 なんです。学生時代から、結婚や出産後でも「女性が自分らしく働き続けられること」について常々考えていたので、就職活動でも「女性の働き方」をテーマに動いていました。

新卒では、女性向けの媒体を持つ求人広告の会社に入社し、1年間営業を経験しました。その後、女性社員が多いモバイルコンテンツの会社の人事として転職。採用の面から、女性の新しい働き方への取り組みに携わること3年。もっと人事制度に関わりたいと思い、事業所内保育所や認可保育所などを開設する業態の会社に転職しました。その会社では、自分のディレクションでいちから保育所をつくる仕事を経験して総合力が養われました。しかし、あまりに多忙で「もう少しゆっくり働きたい」と、3度目の転職を決意。知り合いが立ち上げた会社にアシスタントとして入社しました。ゆっくり働きたいとの希望通り、毎日定時であがれる仕事ボリュームでしたが、少人数の会社だったため、人事だけではなく、広報、自社サイトの制作など様々な業務を経験しました。小さな会社だからこそ、自分のスキルをどのようにお金に変換できるかを社員全員で考えていたので、その後フリーランスの仕事を始める際にもとても役立ちました。

新卒から転職しつつもずっと忙しい日々を過ごしてきたこともあり、4社目でいざ定時で帰れる毎日がやってくると、「時間が空いているから何かやらなきゃ」という思いがこみ上げてきました。貧乏性なんですかね(笑)。

そこで当時ハマりはじめていた「カレー」について情報発信するようになったんです。 「and CURRY」というFacebookページをつくり、食べに行ったカレー店の紹介をはじめました。次第に自分でカレーをつくり、「カレー粉からつくってみた」「スパイスからつくってみた」というような記事までアップするようになりました。ただ、この時点ではあくまでも趣味。自分がカレー屋になるなんて、夢にも思っていませんでした(笑)

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