女性の活躍

3歳から付き合うお茶とともに。80歳まで、おしゃれでカッコよく働き続けたい

キャリア

2020年03月11日 転載元:らしさオンライン

3歳から付き合うお茶とともに。80歳まで、おしゃれでカッコよく働き続けたい

美しい立ち居振る舞いと柔和な笑みが人を惹きつける松木純子さん。取材中もさりげない気づかいが随所に見られ、インタビューの場には終始おだやかな空気が流れていた。これまでのキャリアのほとんどを"秘書"として過ごしてきたと聞いて、納得。現在、大学教授や海外の専門家が集まる医学系の研究機関で働く松木さんに、仕事に寄せる思いを聞いた。

相手が最高のパフォーマンスを発揮できるように

"秘書"という職種がこの世の中にあると気づいたときから、一生の仕事にしたいと考えてきた松木さん。改めて、「秘書の役目って何ですか?」と聞くと、「お仕えする方が仕事に専念できるように、日常をできるだけ滞りなくすること」という答えが返ってきた。

どんな場面でも、自分ではなく、相手が最高のパフォーマンスを発揮できるように心をくだく。

「私がお仕えしてきた方は、それはお忙しくて、たとえば昼食の時間もゆっくり取れないことが多いんです。それでも、体のことを考えれば、ちゃんと召し上がっていただきたい。お好みやそのときの状況、体調まできめ細かく気を配りながら、どう時間を工面して、何を用意して差し上げるかをいつも考えています」

「食事ひとつ」はささいなことに思えるかもしれないが、健康や気力を支える大事な要素。そのほかにも、秘書でなければできないことは無数にある。

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