多様な働き方

コロナ禍、DX、ユーザーの変化...。営業の最前線で語られる2020年代のキーワード

キャリア職場マネジメント

2021年02月04日 転載元:Meet Recruit

コロナ禍、DX、ユーザーの変化...。営業の最前線で語られる2020年代のキーワード

生活も経済も一変する波乱の幕開けとなった2020年代。激動の時代を生き抜くには何が求められるのか。営業現場で起きている兆しから社会の変化を読み解く。

今、社会は多くの変化に直面している。国内人口の減少、デジタル化、価値観・生き方の多様化など、かねてより起きていた変化はますます顕著に。加えて、新型コロナウイルス感染対策としての新たな生活様式など、2020年代の変化の振れ幅はこれまでの10年よりも更に大きなものになるかもしれない。この環境に対応していくには、何が重要なのだろうか。

今回はそのヒントとして、リクルートの営業たちの声をお届けしたい。リクルートの営業は、『タウンワーク』や『ホットペッパーグルメ』などのメディア提案だけでなく、クライアントの事業・経営課題からともに考え、解決に向けた支援を目指している。

たとえば「女子会」。男性の利用イメージの強かった居酒屋店だが、実は主婦や女子大生など女性同士の食事の場としても利用される機会が増えつつあった。そうした世の中の変化に気づいた『HOT PEPPER』の担当者は、女性同士でも気兼ねなく利用でき、店舗側も新たな客層を迎える機会になるようなプランが作れないかと、顧客である居酒屋チェーンに女性専用のプランメニューを提案。これをきっかけに飲食業界に「女子会」という新たな市場が生まれたと言われている。今から10年以上も前のことだ。

社会の変化にあわせ顧客やマーケットに真摯に向き合うことで、変革のヒントは見えてくる。新しい価値を提供すること、それはリクルートが大切にしている事業のあり方だ。取り組みの中では各マーケットで起きている様々な現象を自然と目にすることになるが、今の時代と向き合う彼らはどんな変化・兆しを感じ取っているのだろうか。

登場するのは、リクルートグループが毎年開催している「TOPGUN FORUM」(リクルートグループ横断でナレッジのシェアを行う社内イベント「FORUM」の顧客接点部門)の2020年登壇者。人材領域の織茂尚之(おりも・なおゆき)、進学領域の山田直子(やまだ・なおこ)、飲食領域の森 高史(もり・たかふみ)、そしてFORUM運営組織から宮脇大(みやわき・だい)がファシリテーターとして参加し、座談会を実施した。

※座談会は2020年10月に実施しました。

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