両立支援 COLORS ~十人十色の働き方、みんなのカラフルストーリー~

家族も大切に。みんなの意識が、やる気に変わる。

iction!の取り組みキャリア

2020年07月21日

十人十色の働き方をご紹介する『COLORS(カラーズ)』。
今回は... 一期一会の会話をする仕事がしてみたいと思い、国内外から多くの人が訪れるお土産物販売店に転職。職場に託児所があり、結婚や出産したあとも、仕事をつづけていける職場環境であることに魅力を感じているという水田さんのストーリをご紹介します。

水田 友絵

株式会社ケイコーポレーション かに料理 倉敷甲羅本店 接客・ホール担当 水田 友絵
スーパーのレジ担当やジムインストラクターなどの接客業を経験後、タウンワークを見て、倉敷・美観地区でのお土産物の販売業へ。産休・育休を経て復職後、現在は系列店である大型のかに料理店で、接客の仕事をしている。現在子どもは3歳。

託児所の存在が、背中を押してくれた。

水田 友絵

昔から、人と話すのが大好きでした。はじめは、コミュニケーション力がいかせるスーパーやスポーツジムでの仕事に。次はもっと色々な人と、一期一会の会話をする仕事がしてみたいなと思って、国内外から多くの人が訪れる、岡山県倉敷市のお土産物販売店に転職しました。

今の会社で働くことに決めたのは、求人広告に、職場に託児所があると載っていたから。当時まだ子どもはいなかったけれど、結婚や出産したあとも、仕事をつづけていける職場環境であることに魅力を感じました。

出産した今も、働きつづける思いは変わっていません。それは、仕事を通して多くの人と出会うことで、社会と関わっていることを感じられるから。そして、家族を最優先しながらも、仕事をつづけられるのは託児所の存在が大きいです。保育園ではなく、託児所を選んだのは、家族の状況に合わせて、仕事とのバランスをとりやすく、働きながらも子どもといる時間を少しでも長くとりたいと考えたからです。

「帰ります宣言」が、チームの作戦。

水田 友絵

今働いている店舗には、最近異動してきましたが、以前の店舗に比べてスタッフの数はかなり多く、女性の割合も高い。そして、ほとんどが子育て中だったり、子育て経験のある人です。

その環境でも、仕事が上手く進むのは、家庭を大事にするための仕組みが徹底されている環境だから。なかでも私が驚いたのは、「今日は子どもの誕生日なので、絶対15時に帰ります!」と帰宅時間とその理由がシフト表に書かれていることでした。

家族との大切なイベントがある日は、帰宅時間をシフト表に書き、更には朝礼でも発表し、みんなに知らせておく。そうすることで周りも、「もうすぐ時間だから交代しよう」「今度私の時はお願いね」とサポートができるんです。ちょっとした仕組みですよね。

もちろん、女性のための仕組みだけではなく、私たちの職場では男性スタッフにも、「定時になったら即退社する日」があります。こういった男性にも家族との時間を大切にしてもらう取り組みが、職場全体の雰囲気をよくしていると思います。

仕事があるから、社会とのつながりを感じられる。

水田 友絵

私にとって、いちばん大事なものは、仕事よりも家族ですが、家事や育児だけでは物足りなく、息が詰まりそうになることも。

やはり、私にとって仕事もなくてはならないものです。何より、仕事を通して社会との接点を感じられることが、大きなやりがいなんですよね。お客様の笑顔を見たり、職場の仲間と協力している時、私は誰かのため、社会のために、貢献している気持ちになれるんです。

きっと私のように、家族がいちばんだけど、仕事もしたい、という人もたくさんいるんじゃないでしょうか。そういう人を応援してくれる制度や仕組みが、この会社にはたくさんあります。だからこそ、ライフステージが変わっても辞める人が少なく、働く人のやる気も出る。それぞれの仕事に求めるものや環境を大切にするから、誰にとっても働きやすい職場になっているんだと思います。

※掲載記事内容は、2019年12月時点のものです。

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