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社員のフリーランス化で働き方改革!?タニタが目指す「真の健康経営」とは?

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2020年05月28日 転載元:リクナビNEXTジャーナル

社員のフリーランス化で働き方改革!?タニタが目指す「真の健康経営」とは?

体重計や体脂肪計、歩数計など健康づくりに関わる計測機器を手掛けるタニタ。低カロリーで栄養バランスの整った食事を提供する社員食堂のレシピ集『体脂肪計タニタの社員食堂』(大和書房刊)も話題になった。

そんなタニタでは現在、「日本活性化プロジェクト」と名付けた働き方改革を進めている。

社員のうち希望者は個人事業主として独立することができるというもので、基本的に社員時代に関わっている仕事をそのまま、業務委託として引き受ける(基本業務)。移行時の報酬は、社員時代に受け取っていた給与、賞与、会社が負担していた社会保険料などをベースに設計する。基本業務以外の業務を請け負うとき(追加業務)は追加で報酬が支払われる仕組みだ。2017年1月にスタートし、これまでに24名が社員から個人事業主に転じて、働いている。

タニタのこの取り組みは、一人ひとりが生き生きと働くための職場の取り組みに光を当てるプロジェクト「GOOD ACTION」2019で特別賞を受賞した。

「GOOD ACTION」の審査員であり、慶應義塾大学特任准教授で株式会社NEWYOUTH代表の若新雄純氏と、「日本活性化プロジェクト」を社長とともに作り上げ、現在は同プロジェクトの推進を担当している経営本部社長補佐の二瓶琢史さん、タニタで実際に個人事業主として働く道を選んだ新事業企画推進部の久保彬子さんの鼎談が実現。個人事業主を選んだ背景、働き方やモチベーションの変化、そして"働く"の未来について語っていただいた。

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