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育休・産休から復帰するまでどれぐらいかかった? 困ったこと、準備すること

キャリア産休・育休

2024年03月26日 転載元:cheer

育休・産休から復帰するまでどれぐらいかかった? 困ったこと、準備すること

「2022年4月からの法改正により、男性育休の制度が順次変わります。育休(育児休業)制度の期間は、原則的には子どもが1歳になるまでと定められていますが、現状、育休を取得してる人はどれぐらいの期間、申請しているのでしょうか? 今回のアンケートでは、この他にも、育休を取得された方を対象に、育休から復帰した理由、仕事に復帰するまでに準備したことなどを聞きました。

目次
  • 育休(育児休業)とは?
    ・育児休業と育児休暇の違い
  • 育休の取得期間は「6ヶ月~1年未満」が約3割
    ・産休(産前・産後休業)とは?
  • 育休から復帰した理由は「家計のため」が6割以上!
  • 育休復帰で気になったのは、「仕事についていけるか」「家事と仕事との両立」
  • 仕事に復帰するまでに準備したのは、「子どもの預け先を見つける」が7割以上
    ・育休からの復帰で工夫したこと(自由回答)

育休(育児休業)とは?

育休とは、産後休業が終わった翌日から子どもが1歳になるまでの間で希望する期間、育児のために休業できる制度です。同一の事業主に引き続き1年以上雇用されているなど、一定の条件を満たすことができれば、男性、女性ともに取得できます。
2022年の厚生労働省の雇用均等基本調査によると、女性の育休取得率は80.2%、男性の育休取得率は17.1%でした。


・育児休業と育児休暇の違い

育児休業と似た言葉として「育児休暇」もありますが、大きな違いは法律で定められているか否かです。 育児休業は、育児介護休業法に基づいて取得できる休業制度です。休業中に減じた収入を補う給付制度など、法律の中でさまざまな権利が保護されています。また、通常「育休」という場合は、育児休業のことを指します。 育児休暇は法律の適用外で、あくまでも企業の裁量に任されています。

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