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「仕事でミスが多い人」の特徴やミスを防ぐための対策を解説

キャリアビジネススキル

2024年05月09日 転載元:cheer

「仕事でミスが多い人」の特徴やミスを防ぐための対策を解説

日常的にミスを繰り返していると、信用を失ってしまうことになり、成長するチャンスも与えてもらいにくくなります。なぜ、ミスを繰り返してしまうのか。どうすれば、ミスを防ぐことができるのか。ミスを起こす原因とその対策法を紹介します。また、ミスをして気持ちが塞ぎ込んでしまった時の立ち直る方法などもお伝えします。

目次
  • 仕事でミスが多い人の特徴
  • 仕事でミスを繰り返してしまう原因
  • 組織における仕事のミスの原因
  • 仕事でミスしたときの対応
  • 仕事での個人のミスへの対策
  • 組織でのミスへの対策
  • ミスによる落ち込みから立ち直る方法

仕事でミスが多い人の特徴は

仕事でミスが多い人には、いくつかの共通した特徴があります。自分に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

いつも余裕がない

よく仕事でミスを起こしてしまう人には、心や時間に余裕がないタイプが多いです。常に仕事に追われて、時間に余裕がない人は、仕事をこなすことで精一杯になり、入念にチェックすることができず、仕事が雑になって、抜けもれや納期遅れなどのミスを起こしやすくなります。
心に余裕がない人は、周囲とのコミュニケーションがおろそかになりやすく、通常ならチームで問題なく対応してきた仕事でも、トラブルなどのミスを起こしてしまう可能性があります。

整理整頓が苦手

「必要な書類がどこにあるか分からない」「連絡をすぐ取らなければならないのに携帯電話が見つからない」など、整理整頓が苦手な人もミスを引き起こしやすいです。
お客様に提出する大事な書類を紛失してしまったりすると、トラブルにも発展しかねません。大事に至る前に、改める必要があります。

マルチタスクが苦手

キャリアを積み重ねていくと、仕事量は増えてきます。それをミスなく、確実に処理していくには、マルチタスクが不可欠です。
マルチタスクとは、同時進行で複数の業務(タスク)をおこなうこと、または短時間で業務を切り替え、複数の業務をおこなうことです。たとえば、取引先と電話でやりとりしながら、PCで入力作業をおこなったり、2つの案件の企画書を、時間を区切って同時進行で考えたりすることです。マルチタスクができないと、締め切りに遅れたり、抜けもれを起こしたりする可能性があります。

リスク管理ができない

仕事中ほとんどメモをとらずに、自分の記憶力だけを頼りに仕事をしている人は、ミスを繰り返し起こしやすいといえるでしょう。よほど記憶力のある人や、長期記憶に残るようなエピソードを交えた覚え方でないと、新たな知識などは、頭にインプットしただけではなかなか覚えきれません。記憶力を過信しないことが必要です。

主体性がない

「仕事でミスが多い」人の特徴として、意外に多いのは「主体性がない」タイプです。「主体性」とは、自ら考えて判断して、業務を遂行する素養のこと。この反対は「指示待ち」です。この「指示待ち」タイプは、仕事を覚えようという意欲に乏しい傾向があるため、細部にまで意識が行き届かずに、ケアレスミスが多くなりがちです。それゆえ「主体性がない」人は、ミスが多いといわれます。

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