ZIP WORK

ZIP WORK

限られた時間で、プロならではの成果を出す。
専門スキルを活かして実現する、スマートな働き方。

『ZIP WORK』は、専門知識・スキルを持つ人材に特化した『時短JOB』のこと。「圧縮する」「すみやかに行う」という意味のZIPが象徴するように、限られた時間のなかで専門的なスキルや能力を活かしたプロの仕事をする、新しい働き方です。

今、世の中には、育児・介護・学業など時間的制約のために、自らの専門性を眠らせている人たちが大勢います。そうした人たちがキャリアを断絶しない働き方を実現すると共に、企業が優秀な専門人材を確保するための新しい手段としても活用が進んでいます。

背景

「働きたいし、出産前に培ってきた専門的な知識もスキルもある。でもフルタイムで働くことはできないから、自分のキャリアは諦めている」。これは、育児との両立に悩む女性から多く聞こえてきた言葉です。労働人口の減少という社会課題を受け、世の中では"時短勤務"を受け入れる企業が増えた一方、フルタイムと時短勤務の間には、いまだ大きなキャリアの隔たりがあります。

事業の核となるようなコア業務に携わるには、フルタイムでなければならないのか。時間的制約によってキャリアが断絶するのは、本当に仕方のないことなのか。時短の仕事に専門性の高い仕事が増えれば、個人の築いてきたキャリア資産を活かせ、企業も良い人材に巡りあえる機会が増えるはず。そんな想いでZIP WORKはスタートしました。

実績

iction!では、まず検証のためにリクルートグループ内でZIP WORKとなりえそうな仕事を募集。すると、「スキルやリソース不足のために手が回っていない」「できれば専門の人に任せたい」といった声と共に「広報」「人事」「マーケティング」「事業開発」など約30人分の仕事がすぐに集まりました。

そこで、この取り組みを社会に広げるべく、リクルートグループの派遣事業2社(リクルートスタッフィング・スタッフサービスホールディングス)から活動がスタート。2年半でZIP WORKの受け入れを要望いただいている企業数は約2000社にものぼり、派遣という働き方を皮切りに、将来的には雇用形態を問わずZIP WORKが浸透する世界を目指しています。

また、就業中のZIP WORKERは、想定していた"育児中の女性"だけではありませんでした。育児との両立を希望していた人は全体の30%に過ぎず、「独立間もない時期なので、収入を安定させるために兼業したい」というような"ダブルワーカー"が28%を占めていたのです。

(2019年3月時点の就業者プロフィールより)

他には、介護のために離職を選んだ人や、学業に軸足を置きながら働きたい人も。加えて、ZIP WORKERの年齢層は30~40代が中心になっており、しっかりとしたキャリアがあるにも関わらず、様々な要因で専門スキルを眠らせていた人が多かったことも明らかになっています。

(2019年3月時点の就業者プロフィールより)

(2019年3月時点の就業者プロフィールより)

導入企業の声

「時間という『制約』を外したら、こんなにレベルの高い人が見つかるなんて」

――DBJアセットマネジメント株式会社 行森 康裕様

新しく立ち上げた部門が拡大するにつれ、業務負荷が増大。しかし、海外不動産ファンドを扱うという特殊性から、「金融知識×英語力」が最低限必要で、フルタイムで働ける人を探しても全く見つかりませんでした。そこで、週4日10時~16時という条件にしたところ、銀行での勤務経験が長く為替のトレーディトレーディングにも携わっていたZIP WORKERがすぐに見つかり、来ていただけることに。限られた時間内に質の高い仕事を効率的に仕上げる彼女の姿勢は、周囲の正社員にも好影響を及ぼしています。おかげで、当初は時短勤務に懐疑的だった別の部門でもZIP WORKの導入が決まりました。効率的に働く意識が高まり、社内の生産性UPにも寄与してくれています。

ZIP WORKERの声

「今は子ども優先だからこそ、経験を活かして短時間勤務できることが嬉しい」

――伊藤 絵理さん

時間が限られた働き方を希望する以上、経験を活かすことや働きがいは二の次だと思っていたところ、ZIP WORKに出会いました。今は独身時代にレコード会社で進行管理をしていた経験を活かして、店舗プロモーションに必要なツールの制作進行を行っています。仕事のブランクも長かったので、昔のスキルが通用する仕事で人の役に立てるのはとても嬉しい。子どものことも、自分のキャリアについても、どちらも諦めないで良いんだと背中を押してもらえたような気持ちですね。

「二つの仕事、それぞれの世界に属している今のバランスが、私のベストです」

――川島 康美さん

書道家としての道を志したものの、軌道に乗るまでは収入を安定させるために別の仕事も必要だと考え、ZIP WORKにたどり着きました。今は週3日の勤務で、かつて銀行で培った金融・ITの知識を活かしながら、会計システムに携わっています。働いてみて嬉しかったのは、収入面だけでなく社会との繋がりが広がったこと。世の中のトレンドや社会の仕組みにもアンテナを張りながら、書道の仕事にも邁進できるという、このバランスこそ私にとってのZIP WORKのメリットです。

ZIP WORK事例紹介

"限られた時間で成果を出す" 新しい働き方 ZIP WORKとは

"限られた時間で成果を出す" 新しい働き方 ZIP WORK(Wワーク編)

"限られた時間で成果を出す" 新しい働き方 ZIP WORK(育児編)

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