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就職イベントで一番の人気コンテンツに!主婦の就業意欲をくすぐる、″我が家のマネー診断″

2018.09.25

求人チラシやWebメディアで地域密着の求人情報を提供しているユメックス株式会社。同社では、昨年から自社主催の就職イベントにて、iction!の『みらい家計シミュレーション』を活用したマネー診断を実施しているそうです。主婦を中心とした来場者に好評で、イベントの動員数が増加。求人企業と求職者との出会いにも寄与しているといいます。そこで今回は、同社 商品企画グループの原 倫子さんにインタビュー。導入のきっかけや、実際に利用された方々の反応などを伺いました。

―ユメックスが女性の就業意欲向上に注力してきた理由を教えてください。

私たちは、求人チラシやWebメディアで求人情報を提供していることもあり、必然的に読者の約8割が女性です。しかも、就業率が低いといわれている20代~40代の読者が多い。こうした特徴があるからこそ、まだまだ可能性が眠っている彼女たちが前向きに働けるよう支援していくことは、当社のサービスをご利用いただいている求人企業や社会全体にとっても重要なことだと位置づけて取り組んでいます。

専業主婦のみなさんの意見に耳を傾けてみると、「いい仕事があれば・・・」「できれば働きたい」という気持ちの人は割と多いです。けれど、「今すぐ働けるか」といえばなかなか踏み出せないことがほとんど。「出産前に仕事を辞めてから3年も働いてない私を雇ってくれるかな」「家族にも職場にも迷惑をかけるかもしれない」と、不安をかかえて動けなくなっているという実態を目の当たりにしてきました。だからこそ、彼女たちが抱いている不安を解決して、背中を押してあげられるような存在でありたいと活動してきたんです。

―なぜ『みらい家計シミュレーション』をイベントに組み込まれたのですか。

きっかけは、私たちが運営している主婦向けのオウンドメディア「yumecoco」ユメココで、『みらい家計シミュレーション』を紹介する記事を掲載したことです。はじめは、あくまでも紹介するだけのつもりだったのですが、記事をつくるにあたって私たちも実際にシミュレーションをしてみたところ、とても詳細な結果が見られることを実感して、求人サービスにも活かせそうだという発想になったんですよ。

『みらい家計シミュレーション』は、たとえば「自分が50歳のときに子どもが大学に入学したら、家計はどうなるのか」や「年1回海外旅行に行く暮らしを続けると、夫の定年退職時にいくら貯蓄があるか」といった結果が詳細に分かり、家族の顔を思い浮かべながら長期的に人生をイメージしやすいのが利点です。これを専業主婦のみなさんに体験いただいたら、自分自身が働くことをもっと前向きに考えてもらえるのではないかと考え、就職イベントに家計診断コーナーを設けることにしました。

―実際にシミュレーションした人たちは、どんな反応でしたか?

イベントに来場される人たちですから、もともと働く意欲はある方々。しかし先ほどお話したような不安があって「良い仕事があれば働きたい」と、積極的には探していない人たちもいます。そんな人の心を、『みらい家計シミュレーション』が動かしてくれていますね。シミュレーション結果をみれば、「自分が働かないと、65歳になったときにほとんど貯金がない」「週2日働ければ良いと思っていたけれど、子どもが高校から私立に通うとなると、今から週3日以上働かなきゃ」と導き出せるので、働くことへの本気度が上がる人たちが多いんです。

利用されたみなさんの反応をみると、おそらく専業主婦の方々って自分が働くことに不安はありながらも、子どもの教育費や将来(老後)の家計の方がもっと不安なんです。だから、自分の将来に関わるお金について知ることで、「ブランクがあるから」「迷惑をかけたくない」と二の足を踏んでいる人たちが、一歩踏み出すような勇気づけができるのだと思います。

―導入後、イベント自体はどう変わりましたか?

『みらい家計シミュレーション』がイベントの来場者数を支える人気コンテンツになっており、シミュレーションを目的に開場前から入口で並んでいる方々もいるほどです。そのため、イベントに参加いただいている求人企業からすれば、接点を持てる求職者の数が増えていることはもちろん、就業意欲の高い人たちに会社をPRできるので、イベント参加の価値も高めることができています。

―『みらい家計シミュレーション』を活用するコツはありますか

女性は、占いや心理テストのような「〇〇診断」が好きな人が多いですから、私たちが『みらい家計シミュレーション』を活用するうえで心掛けていることは、あまり緊張感は出さずに明るくシミュレーションしてもらうこと。お金のことも働くことも真剣にはなっていただきたいですが、悲観的なことばかりを言ってもしようがないですし、私たちはファイナンシャルプランナーのような専門家ではないので、「見直すきっかけにしてくださいね」とお話しています。

あくまでも現時点の未来予測であって、実際は子どもが大学浪人するかもしれないし、夫が転勤になったり親の介護をしたりと、人生は変化するもの。良い結果が出ても悪い結果が出てもそれがすべてではなく、定期的にシミュレーションし直すことをおすすめしています。

―最後に、今後の活用について教えてください。

当社では、『みらい家計シミュレーション』を活用した就職イベントを更に拡大し、2018年は計65回の実施を予定。8,000人以上の人たちに利用いただき、お金やキャリアについて考えていただくきっかけを提供していきます。

特に主婦のみなさんは、経験やスキルに自信が持てないために、「やりたい仕事」「経験・スキル」といった観点で求人を検討しづらく、仕事探しのやり方自体に困って動けない人もいます。

そういう方こそ、まずはお金・家計という軸で自分の希望を明確にして、仕事を探してみてもいいはず。そういう意味で『みらい家計シミュレーション』を、就職活動の方針を定めることにも効果を発揮するツールとして活用していきたいです。

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iction!は「はたらく育児」を応援するプロジェクトです。企業や自治体と一緒に「しごとも子育てもしやすい世界」をつくるお手伝いをしています。